気象庁・JTWC(アメリカ米軍)・ECMWF(ヨーロッパ)の情報で台風19号(ハギビス)のたまごの最新情報が発表されています。
→台風19号最新情報はこちら
※ここから下の記事は古い情報
になりますのでご注意ください。
気象庁によりますと台風19号のたまご (熱帯低気圧a)はウェーク島近海にあって西へ20km/h(10kt)の速さで進んでおり、中心の気圧は1006hPa、中心付近の最大風速は15m/s(30kt)となっています。
今後の進路予想によると12日9時には勢力を強め、南鳥島近海に位置し、中心気圧は1002hpaで中心付近の最大風速は18m/s(35kt)との予想が出ています。
米軍やヨーロッパの予想では勢力を強めながら12日21時には沖縄地方へ、14日21時には九州・鹿児島地方へ接近上陸する予想が出ています。
沖縄・九州方面発着の飛行機や船など交通機関の乱れが予想されますので、台風の最新情報にご注意ください。
台風19号 ECMWF(ヨーロッパ)予想
ECMWFの予想では、台風19号は12日21時頃には沖縄地方へ接近、14日から15日にかけ九州地方へ接近、上陸する予想が出ています。
ただ、ECMWF(ヨーロッパ)の予想は10日間予想なので予想時間が進むほど精度が落ちますので今後予想が変わる可能性があります。
JTWC(米軍)台風19号情報
JTWC(米軍)の台風19号予想では現在ウエーク島付近へ位置し、その後西へ進む予想が出ています。
注意)時刻表記が協定世界時(文中表記はZ)となっているので、日本時間に直す際は+9時間して下さい。(例06/6Z→6日15時)
JTWCやECMWFの情報の詳細な見方を知りたい方は下記をご覧ください
↓
●ECMWFアジア台風情報(ヨーロッパ中期予報センター)の見方や精度!
気象庁 台風19号予想進路図
気象庁によりますと台風19号のたまご (熱帯低気圧a)はウェーク島近海にあって西へ20km/h(10kt)の速さで進んでおり、中心の気圧は1006hPa、中心付近の最大風速は15m/s(30kt)となっています。
今後の進路予想によると12日9時には勢力を強め、南鳥島近海に位置し、中心気圧は1002hpaで中心付近の最大風速は18m/s(35kt)との予想が出ています。
引用:気象庁
台風19号 各国機関台風進路予想図
各国の進路予想ですが、まだ台風になっていないため出ておりません。
各国気象機関略称
・HONG KONG(HKO)・・・香港天文台 ・USA(JTWC)・・・ 米軍合同台風警報センター ・JAPAN(JMA)・・・気象庁 ・BEIJING(NMC)・・・国家気象中枢 (国連各加盟国・地域における中核的な気象機関) ・TAIWAN(CWB)・・・台湾中央気象局 ・KOREA(KMA)・・・大韓民国気象庁 ・PHILI(PAGASA)・・・フィリピン大気地球物理天文局 |
【豆知識】台風の国際規格と日本の規格
皆さんは「台風」と「タイフーン」の違いについて疑問に思ったことはありませんか?
国際規格での「台風」と「タイフーン(typhoon)」の違いは、日本(気象庁)では最大風速が17.2m/s(34knots)以上になった熱帯低気圧を「台風」と定義しますが、国際的基準では最大風速が37.2m/s(64knots)以上になった熱帯低気圧を「タイフーン(typhoon)」と定義しています。
また、「台風」と「熱帯低気圧」の違いは風速のみで、雨に関しては全く関係ありませんので、台風ではないからといって、絶対に油断はしないようにして下さい!
過去には弱い熱帯低気圧 (Tropical Depression)による大雨が原因玄倉川の中州でキャンプをしていた方達が流され、子供を含む13名が死亡する玄倉川水難事故という大事故が発生しています。
熱帯低気圧だからと言って油断しないようにしましょう!