JTWC(アメリカ米軍)、ECMWF(ヨーロッパ)、気象庁の予想では台風の8号の発生が予想されています。
台風8号のヨーロッパ・米軍・気象庁の要点 (-8月22日更新情報-)
ECMWF(ヨーロッパ)
●台風8号のたまごは8月22日頃に台湾付近で発生する予想が出ています。
その後23日から24日にかけ沖縄付近へ接近し、25日から26日ごろに東シナ海を北上する予想が出ています。
JTWC(米軍)
●22日15時に強風域を伴いながら石垣島に接近し、24日3時には暴風域ができる強さに発達し沖縄へ接近します。
その後進路を北へ変え東シナ海を北へ進み27日3時には朝鮮半島へ上陸する予想が出ています。
JMA(気象庁)
●台風8号のたまごは熱帯低気圧aとして捕捉されており現在は与那国島の南約150kmにあって北へ15km/h(9kt)の速さで進んでおり、中心の気圧は1004hPa、中心付近の最大風速は15m/s(30kt)となっています。
今後23日6時には石垣島の北北西約210kmにあり、中心の気圧は992hPa、中心付近の最大風速は23m/s(45kt)となっています。
各国の進路予想
●台風8号はまだ予想されておりません。
※詳しくは下記記事内情報をご確認ください。
ECMWF(ヨーロッパ)予想 台風8号情報
ECMWFの予想では、台風8号のたまごは8月22日頃に台湾付近で発生する予想が出ています。
その後23日から24日にかけ沖縄付近へ接近し、25日から26日ごろに東シナ海を北上する予想が出ています。
JTWC(米軍)台風8号情報
JTWC(米軍)の予想では22日15時に強風域を伴いながら石垣島に接近し、24日3時には暴風域ができる強さに発達し沖縄へ接近します。
その後進路を北へ変え東シナ海を北へ進み27日3時には朝鮮半島へ上陸する予想が出ています。
注意)時刻表記が協定世界時(文中表記はZ)となっているので、日本時間に直す際は+9時間して下さい。
ちなみにこの「HIGH」「MEDIUM」「LOW」に関して、以下の様に区分されています。
気象庁 台風8号予想進路図
気象庁の予想では台風8号のたまごは熱帯低気圧aとして捕捉されており現在は与那国島の南約150kmにあって北へ15km/h(9kt)の速さで進んでおり、中心の気圧は1004hPa、中心付近の最大風速は15m/s(30kt)となっています。
今後23日6時には石垣島の北北西約210kmにあり、中心の気圧は992hPa、中心付近の最大風速は23m/s(45kt)となっています。
この時に台風8号に認定されると考えられます。
引用:気象庁
台風8号 各国機関台風進路予想図
各国の台風8号進路予想ですが、まだない為発表されておりません。
各国気象機関略称
・HONG KONG(HKO)・・・香港天文台 ・USA(JTWC)・・・ 米軍合同台風警報センター ・JAPAN(JMA)・・・気象庁 ・BEIJING(NMC)・・・国家気象中枢 (国連各加盟国・地域における中核的な気象機関) ・TAIWAN(CWB)・・・台湾中央気象局 ・KOREA(KMA)・・・大韓民国気象庁 ・PHILI(PAGASA)・・・フィリピン大気地球物理天文局 |
その他ツイッターでの情報
ウエザーニューズ
【熱帯低気圧 動向に注目】
フィリピンの近海では対流活動が活発になっていて、台湾の南に熱帯低気圧が解析されています。すぐに台風に発達することはない見込みですが、今後の動向に注意が必要です。https://t.co/4sDGRYjEay pic.twitter.com/4XPrAUTcZz— ウェザーニュース (@wni_jp) August 21, 2020
JTWC(合同台風警報センター)とはどんな機関?
合同台風警報センター(ごうどうたいふうけいほうセンター、JTWC; Joint Typhoon Warning Center)は、アメリカ海軍とアメリカ空軍がハワイ州真珠湾海軍基地の海軍太平洋気象海洋センターに共同で設置した機関です。
ECMWF(ヨーロッパ中期予報センター)とはどんな機関?
ECMWF(ヨーロッパ中期予報センター)は、1975年に設立された世界気象機関と同じ国際機関でイギリスに本部があります。
JTWCとの一番の違いは、JTWCが5日間予報に対し、ECMWFは10日間予報という点で、世界一の数値予報精度といわれています。