【2016年台風10号米軍最新】気象庁進路で大阪への影響は？ #10_15

JTWC（米軍）、ECMWF（ヨーロッパ）、気象庁の台風第10号 (ライオンロック)の最新予想進路情報を掲載いたします。

→台風10号最新情報はこちら

※ここから下の記事は古い情報

になりますのでご注意ください。

気象庁によりますと非常に強い台風10号は南大東島の南約300kmに位置し、東へゆっくりとしたスピードで進んでおり、中心気圧は945hPa中心付近の最大風速は60m/s(120kt)となっております。

台風10号は27日12時ごろに進路を北東に変え、28日15時には925hpaと発達しながら北東へ進む予想が出ており、台風の進路上にある小笠原諸島や関東地方の方は注意が必要です。

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Weather Underground社台風10号予想

Weather Undergroundの5日間予報では、南大東島付近で停滞後カテゴリー3の勢力のまま小笠原諸島に近づき、その後勢力を少し弱めながら東京、千葉、茨城付近へ上陸する可能性が高まっています。

風の通り道となる太平洋側以外でも雨風が強くなる事が予想されるため、全国的に不用意な外出や海のレジャーなどは控えたほうが良さそうです。

また飛行機やフェリーなど既に影響が出始めており、関東や北日本を中心に交通が乱れる可能性がある為最新の情報にご注意ください。

引用：Weather Underground

ECMWF台風10号予想

ECMWFの予想では台風10号は27日くらいまで沖縄地方で停滞し、29日～30日にかけ関東地方へ上陸する予想が出ています。

10日間予想なので、今後進路は変わる可能性は十分ありますが引き続き注意が必要です。

引用：ECMWF（ヨーロッパ中期予報センター）

JTWC（米軍）台風10号情報

JTWC(米軍)予想では関東地方へ急カーブする予想となっており、30日15時には千葉県、もしくは茨城県に上陸する予想が出ております。

注意）時刻表記が協定世界時（文中表記はZ）となっているので、日本時間に直す際は＋9時間して下さい。

引用：JTWC（米軍合同台風警報センター）

JTWCやECMWFの情報の詳細な見方を知りたい方は下記をご覧ください

↓

●JTWC米軍台風情報の見方の詳細解説を掲載！

●ECMWFアジア台風情報（ヨーロッパ中期予報センター）の見方や精度！

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気象庁　台風10号予想進路図

気象庁の5日間予想でも30日15時頃に茨城県付近へ上陸し、その後31日15時には日本海へ抜ける予想となっています。

引用：気象庁

台風10号各国機関台風進路予想図

各国とも同じような進路を予想していますが、ここにきて各国とも予想にバラつきが出始めています。

ただ各国予想とも関東地方近辺への上陸という点では一致しているようです。

引用：http://www.typhoon2000.ph/

各国気象機関略称

・HONG KONG(HKO)・・・香港天文台
・USA（JTWC）・・・米軍合同台風警報センター
・JAPAN（JMA）・・・気象庁
・BEIJING（NMC）・・・国家気象中枢
（国連各加盟国・地域における中核的な気象機関）
・TAIWAN（CWB）・・・台湾中央気象局
・KOREA（KMA）・・・大韓民国気象庁
・PHILI(PAGASA)・・・フィリピン大気地球物理天文局

今回の台風10号のような複雑な動きをする理由は、北側に高気圧や台風がいるときにこのような進路を取ることが多くなっています。

詳しくは以下の記事をご覧ください。