JTWC(アメリカ米軍)、気象庁、ECMWF(ヨーロッパ)の台風2号に関する最新情報をお伝えします。
台風2号のヨーロッパ・米軍・気象庁の要点 (-4月14日更新情報-)
Windy(ウィンディー)
●台風2号の予想が出ておりWindyの予想では22日午後には勢力を950hPaに強め、沖縄本島の南海上に位置する予想が出ています。
その後進路を東へ変え、勢力は955hPaのまま日本の南海上を進む予想となっています。
ECMWF(ヨーロッパ)
●4月24日頃台風2号が発達を続けながら沖縄の南海上に進み、24日には進路を東へ変え小笠原諸島へ向けて進む予想が出ています。
本州への影響はありませんが、沖縄の南海上や小笠原諸島は大荒れの天気になる可能性がありますので要注意です。
JTWC(米軍)
●台風2号最新予想では19日15時にはマニラの東海上へ進み、進路を北へ取ると見られています。
JMA(気象庁)
●19日15時には勢力を強めながらフィリピンの東に位置し、中心気圧は925hpaで中心付近の最大風速は50m/s(100kt)との予想が出ています。
各国の進路予想
●各国の台風2号最新予想はだいたい同じ進路を進むと見られており、フィリピンの東海上に進む予想が出ています。
※詳しくは下記記事内情報をご確認ください。
Windy(ウィンディー)予想 台風2号情報
Windy(ウィンディー)の予想では、台風2号の予想が出ております。
また、Windyの予想では22日午後には勢力を950hPaに強め、沖縄本島の南海上に位置する予想が出ています。
その後進路を東へ変え、勢力は955hPaのまま日本の南海上を進む予想となっています。
ECMWF(ヨーロッパ)予想 台風2号情報
ECMWFの予想では、4月24日頃台風2号が発達を続けながら沖縄の南海上に進み、24日には進路を東へ変え小笠原諸島へ向けて進む予想が出ています。
本州への影響はありませんが、沖縄の南海上や小笠原諸島は大荒れの天気になる可能性がありますので要注意です。
JTWC(米軍)台風2号情報
米軍アメリカ海軍(JTWC)の台風2号最新予想では19日15時にはマニラの東海上へ進み、進路を北へ取ると見られています。
注意)時刻表記が協定世界時(文中表記はZ)となっているので、日本時間に直す際は+9時間して下さい。
ちなみにこの「HIGH」「MEDIUM」「LOW」に関して、以下の様に区分されています。
気象庁 台風2号予想進路図
気象庁の2号予想では、19日15時には勢力を強めながらフィリピンの東に位置し、中心気圧は925hpaで中心付近の最大風速は50m/s(100kt)との予想が出ています。
引用:気象庁
台風2号 各国機関台風進路予想図
各国の台風2号最新予想はだいたい同じ進路を進むと見られており、フィリピンの東海上に進む予想が出ています。
各国気象機関略称
・HONG KONG(HKO)・・・香港天文台 ・USA(JTWC)・・・ 米軍合同台風警報センター ・JAPAN(JMA)・・・気象庁 ・BEIJING(NMC)・・・国家気象中枢 (国連各加盟国・地域における中核的な気象機関) ・TAIWAN(CWB)・・・台湾中央気象局 ・KOREA(KMA)・・・大韓民国気象庁 ・PHILI(PAGASA)・・・フィリピン大気地球物理天文局 |
その他ツイッターでの情報
ウエザーニューズ
4月14日(水)15時現在、台風2号(スリゲ)はカロリン諸島で発達中です。
この先も発達を続けて非常に強い勢力になる予想です。
進路はまだ不確実性が高く、フィリピンの東に北上したあと、北東に向きを変え、来週後半には小笠原諸島などに近づく可能性があります。https://t.co/6TTWWEWayd pic.twitter.com/pVVEJSDH6O— ウェザーニュースLiVE (@wni_live) April 14, 2021
JTWC(合同台風警報センター)とはどんな機関?
合同台風警報センター(ごうどうたいふうけいほうセンター、JTWC; Joint Typhoon Warning Center)は、アメリカ海軍とアメリカ空軍がハワイ州真珠湾海軍基地の海軍太平洋気象海洋センターに共同で設置した機関です。
ECMWF(ヨーロッパ中期予報センター)とはどんな機関?
ECMWF(ヨーロッパ中期予報センター)は、1975年に設立された世界気象機関と同じ国際機関でイギリスに本部があります。
JTWCとの一番の違いは、JTWCが5日間予報に対し、ECMWFは10日間予報という点で、世界一の数値予報精度といわれています。