現在日本付近には台風9号、台風10号、台風11号が発生しており、各台風とも日本へ接近、もしくは上陸する可能性が高まっています。

 

トリプル台風は珍しいですが、実は過去にもトリプル台風が発生した年があります。

 

今日はそのトリプル台風について調べてみました!

現在の台風9号、10号、11号の状況

台風9号

台風7号より少し西よりの進路をとると見られ、東海地方名古屋付近に上陸し、東北地方を縦断しながら北海道へ向かう予想となっています。

 

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台風10号

日本の南海上を南西方向に進み、25日には奄美・沖縄地方へ接近する予想となっています。

 

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台風11号

日本の東側の海上を進むと見られ、移動速度も速く日曜日の午前中には北海道上陸する予想となっています。

 

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1985年のトリプル台風

この時の台風は台風12号、台風13号、台風14号が日本列島へ向かってきました。

 

その際の動きとして、まず台風12号が日本へ向かってきて、そのあと台風13号、台風14号が向かってきました。

 

この時台風12号は複雑な動きをしており、まず北西へ向かっていましたが、急激に向きを北東へ向け北九州へ上陸しました。

 

なぜこのような動きになったかというと、2つ以上の台風が1000㎞以内に近づくと以下のような現象が起きる可能性がります。

 

●お互いに追いかけあって逆回転になったりする。

●進路を変え、逆走を始める。

●円を描いたり蛇行したりする。

●小さな台風は大きな台風に吸収されたりする。

 

このことから台風12号が台風13号の影響を受け、回転が逆回転になり進行方向が北西から北東へ向きを変えたのです。

 

8月26日に沖縄の南海上で発生した台風13号は、台風12号との藤原の効果により速度が遅くなり、沖縄の南海上を北東よりに進んでいた。

 

8月28日には日本のはるか南で台風14号が発生し、日本近海には台風が3つも存在する状況になり、それぞれの台風が近くに位置することで台風が停滞したり複雑な動きをする現象(藤原の効果)により台風予測が難しい状況であった。

 

ゆっくりとした速度で沖縄近海を進んでいた13号は8月30日に進路を北に変えて、速度を上げながら九州に向けて進み始め、8月31日には最盛期の勢力で鹿児島県枕崎市に上陸した。

 

台風は九州を縦断し、9月1日には日本海を北上して北海道へ進み日本から遠ざかった。

 

台風13号が九州に上陸する前日の8月30日には台風14号が神奈川県横須賀市付近に上陸し、関東地方から東北地方にかけて被害をもたらした。

 

台風13号が九州に上陸した翌日の9月1日には、8月29日に九州の南海上を西進し、東シナ海で停滞していた台風12号が進路を北東に変え、8月31日 – 9月1日にかけて五島列島を通り対馬海峡から日本海へと進み、九州では2つの台風が奇襲することとなり、高潮や大雨、漁船の遭難が相次いだ。

 

引用:wikipedia

 

他にも1964年の台風14号は同時発生の台風16号に影響され、沖縄の南で円を描きながら台風16号を吸収し巨大台風になり鹿児島県に上陸しました。

 

藤原の効果

 

この1964年の台風14号と16号のお互いの重心を回り合いながら動いたこの現象を「藤原の効果」と言い、

 

2個の熱帯低気圧(台風)が接近したときに干渉が起こり通常では考えられない進路になることを言います。

 

この名前の由来ですが、1921年に中央気象台所長を務めていた藤原咲平さんがこのような現象が起きうると発表したことからこの名前が付けられました。

 

今回の台風も距離が1000㎞以内になると、この藤原の効果が現れ読めない台風となる可能性があります。

 

現に、台風10号の予報円はかなり大きくなっており、既に予想が読みにくくなっています。

 

今後どのような動きをするかわからないので、台風情報に細心の注意を払ってください。