食事の影響でも体調が悪い訳でもなく、数週間下痢の症状が続いたことがありましたが、下痢止めを飲んでも効き目なしで、短時間ですぐにトイレに行きたくなる状態が続きました。
病気の原因が全く分からないので医者に行って診察を受けたら、異常と言える器官はなくストレスからくる”過敏性腸症候群”との診察を受けて、しばらく治療改善したことがありました。
電車での長距離移動、長時間の講習受講は、本当につらい。
ストレスの多い現代社会では誰がいつかかるか分からない病気です。
今回はこの過敏性腸症候群(IBS)について調べました。
過敏性腸症候群の原因は?
ストレスからくる大腸及び小腸の機能異常により、下痢や便秘、腹痛、ガス過多による下腹部の張りなどの症状などが起こり、先進国の20代~40代に多く見られる症状です。
ストレス以外でも、暴飲暴食、アルコールの多量摂取、不規則不摂生な生活、過労や体の冷えでもこの症状を引き起こす恐れがあります。
近年、過敏性腸症候群にはセロトニンという神経伝達物質が起因していることが判明しました。
人の体はセロトニンの約90%が腸内に存在していますが、腸は第二の脳と言われていて、この腸過敏に反応することで、大腸・小腸に異常をきたすこととなってしまいます。
過敏性腸症候群の症状は?
症状には4パターンあり、いずれも大腸・小腸の異常が起因となります。
1.不安定型
下痢と便秘が複数日間隔で発生し、状態が安定しない。
2.慢性下痢型
ストレスや不安、過労によって下痢になる。(神経性下痢)
3.分泌型
強い腹痛の後、便ではなく、大量の粘液が排泄される。
4.ガス型
おなら恐怖症等と呼ばれあがり症(対人恐怖症)の一つと見なされている。
過敏性腸症候群への対策は?
ストレス、不規則な生活が過敏性腸症候群の原因となる場合が多いので、それらを改善・解消することになります。
ストレスが原因なら、原因となることに対して軽減対策をとり、消化器科で薬物治療や精神科で心理療法などの治療により改善に向けた対応を行います。
そして不規則な生活が原因なら、衣食住について改善を心掛けてください。
この過敏性大腸症候群になると普通に生活するが困難になります。
急に症状が現れ、急には治らず徐々に快方に向かいます。
そのため、ストレスや過労による原因の対処や分散ということも治療する上で必要になります。
もし周りで過敏性大腸症候群の方がいる場合、健康そうに見えても大変不安な状況と思われますので、協力を行って快方に向けた支援をしてあげましょう!
まとめ
・過敏性大腸症候群とは、ストレスからくる大腸及び小腸の機能異常により、下痢や便秘、腹痛、ガス過多による下腹部の張りなどの症状などが起こり、先進国の20代~40代に多く見られる症状
・過敏性大腸症候群はセロトニンという神経伝達物質が起因しており、人の体はセロトニンの約90%が腸内に存在していますが、腸は第二の脳と言われていて、この腸過敏に反応することで、大腸・小腸に異常をきたしてしまう。
・ストレス、不規則な生活が過敏性腸症候群の原因となる場合が多いので、それらを改善・解消する必要がある。