今年のデング熱の症状は?赤ちゃん子供も2回目は危ない感染経路とは!
昨今TVで騒がれている「デング熱」どんなものなのでしょうか?

「天狗熱」と勘違いされている方が多いですが、テングではなくデングですのでご注意を。

デング熱とは、デングウイルスを持った蚊(ヤブカ)によって感染する疾患で、アジア・中南米・アフリカなどで流行しており、人が感染しても、発症する頻度は10~50%

日本で感染が確認されたのは70年ぶりだそうですが、このデング熱、発症するとどんな症状なのか調べてみました。

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症状はインフルエンザに似ている?

症状として突然の発熱・激しい頭痛・間接痛・筋肉痛・発疹などインフルエンザの症状と似ており、熱の下がる頃に痒みのあるハシカのような発疹が胸や手足に広がります。

しかし、ワクチンや特効薬はなく解熱剤で緩和させる治療しかないとの事。

一般的にで2回目に感染すると危ないと言われていますが、危ないと言われる理由には、出血症状が出る出血熱になるからだそうです。

デング出血熱とは?

出血熱とはデング熱のウイルスが体に入り血小板の減少がおこり出血傾向が出てきた症状で、2回目になった場合、1回目とは違う型のウイルスに感染した場合に免疫の反応が強く出て出血熱になります。

しかし、この出血熱になる人は2%~6%のごく一部で、もしデング出血熱になったとしても早めに入院して適切な管理を受ければ死亡することはまずないとの事ののでご安心ください。

デング熱は1回感染したからと言ってインフルエンザみたいにウイルスの保菌者にならないので、人から人へ感染はしないので過度な心配はしないでも大丈夫です。

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デング熱の予防の4つのポイント

デング熱の予防として厚生省が4つのポイントを挙げています。

1. 長袖・長ズボンを着用し、素足でのサンダル履き等は避ける。

・・・薄手ではなく厚手のゆとりのある服がいいそうです。

2. 虫除け剤の使用等によって、屋外だけではなく屋内でも蚊に刺されないように注意する。

・・・国内の虫除けスプレー・ローションは海外ものに比べ有効成分の濃度が低い。

3. 室内の蚊の駆除を心がける。

・・・筆者の個人的な感想だが、蚊取り線香が一番効くと思います。

4. 蚊・幼虫の発生源を作らないように注意する。 

・・・蚊が発生しやすい環境は他の病原菌を産むような環境であるとも言えますので注意しましょう。

やはり一番は蚊に刺されないようにするのが一番の予防策です。

今、ベビーカー用の蚊帳や携帯用の虫除けグッズ(リングやシールタイプ)がかなり出ていますので、これらを上手く使い赤ちゃんや子供をデング熱から守ってほしいと思います。

ベビーカー用蚊帳

携帯用虫よけグッズ

電池式ベープ
シールタイプ

ブレスレットタイプ


10月末には終息に向かう可能性大

専門家によりますと、感染を媒介するヒトスジシマカは5月~10月に主に活動し、10月下旬までには死滅してしまうとの事で、だいたい成虫の寿命は30日前後なのでデング熱ウイルスをもっている成虫が死滅すると終息に向かうと言います。

デング熱に関しても現在は有効なワクチンは無いが、ウイルスが消えると症状も改善するので、そこまでおびえる事はないです。