JTWC(米軍)、ECMWF(ヨーロッパ)、気象庁の台風第10号 (ライオンロック)の最新予想進路情報を掲載いたします。
※ここから下の記事は古い情報
になりますのでご注意ください。
気象庁によりますと非常に強い台風10号は南大東島の南約290kmに位置し、ほとんど停滞しており、中心気圧は945hPa中心付近の最大風速は60m/s(120kt)となっております。
気象庁の予想で台風10号は26日6時ごろに進路を北東に変え、28日3時には920hpaと猛烈な強さの台風に発達する予想が出ており、南大東島に近い沖縄地方でも厳重な注意が必要です。
Weather Underground社 台風10号予想
Weather Undergroundの5日間予報では、南大東島付近で停滞後カテゴリー3に勢力が強くなった後、少し勢力を落としながら東京、千葉、神奈川付近へ上陸する可能性が高まっています。
台風の通り道となる九州・沖縄地方の海上及び日本の太平洋側以外でも全国的に雨風が強くなる事が予想されるため、海のレジャーや船舶で航行される方は十分にお気を付け下さい。
また沖縄発着の便だけでなく、関東から北日本を中心に全国的に空の便も乱れる可能性が高いと思われますので最新の欠航情報などにご注意ください。
ECMWF台風10号予想
ECMWFの予想では台風10号は27日くらいまで沖縄地方で停滞し、29日~30日にかけ関東地方へ上陸する予想が出ています。
10日間予想なので、今後進路は変わる可能性は十分ありますが引き続き注意が必要です。
JTWC(米軍)台風10号情報
JTWC(米軍)予想では関東地方へ向かう予想となっており、30日3時には千葉県に上陸する予想が出ております。
注意)時刻表記が協定世界時(文中表記はZ)となっているので、日本時間に直す際は+9時間して下さい。
引用:JTWC(米軍合同台風警報センター)
JTWCやECMWFの情報の詳細な見方を知りたい方は下記をご覧ください
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●ECMWFアジア台風情報(ヨーロッパ中期予報センター)の見方や精度!
気象庁 台風10号予想進路図
気象庁の5日間予想でもは30日頃に千葉県付近へ上陸し、その後31日3時には日本海へ抜ける予想となっています。
引用:気象庁
台風10号 各国機関台風進路予想図
各国とも同じような進路を予想していますが、香港のみ少し東寄りの進路を予想しています。
各国予想とも関東地方への上陸という点では一致しているようです。
各国気象機関略称
・HONG KONG(HKO)・・・香港天文台 ・USA(JTWC)・・・ 米軍合同台風警報センター ・JAPAN(JMA)・・・気象庁 ・BEIJING(NMC)・・・国家気象中枢 (国連各加盟国・地域における中核的な気象機関) ・TAIWAN(CWB)・・・台湾中央気象局 ・KOREA(KMA)・・・大韓民国気象庁 ・PHILI(PAGASA)・・・フィリピン大気地球物理天文局 |
今回の台風10号のような複雑な動きをする理由は、北側に高気圧や台風がいるときにこのような進路を取ることが多くなっています。
詳しくは以下の記事をご覧ください。
トリプル台風は1985年以来?台風9号、台風10号、台風11号接近中!
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