JTWC(米軍)とECMWF(ヨーロッパ)の予想で台風16号(マラカス)の最新予想が出ています。
※ここから下の記事は古い情報
になりますのでご注意ください。
気象庁の情報によりますと、強い台風16号はフィリピンの東に位置し、西へ20km/h(11kt)のスピードで進んでおり、中心気圧は975hPa中心付近の最大風速は35m/s(65kt)となっております。
尚、16日3時には石垣島の南南東約400kmに位置し、中心気圧が940hPaの勢力で中心付近の最大風速が45m/s(90kt)と予想されています。
Weather Underground社 台風16号予想
Weather Undergroundの5日間予報勢力を17日にはカテゴリー4と非常に強い勢力を保ったまま沖縄・石垣島地方へ接近し、そのまま18日に九州地方へ接近してくる予想が出ています。
台風16号ECMWF予想
ECMWFの予想では、16日頃には勢力を増しながら沖縄へ接近、18日には九州地方へ接近(上陸)し、その後温帯低気圧となり東日本に大雨をもたらす予想となっています。
ただ、10日間予想なので今後予想が変わる可能性は高いです。
JTWC(米軍)台風16号情報
JTWC(米軍)の予想では台風16号は17日3時に沖縄・石垣島地方へ接近し、そのまま北上し18日3時には九州地方へ接近する予想が出ています。
注意)時刻表記が協定世界時(文中表記はZ)となっているので、日本時間に直す際は+9時間して下さい。
JTWCやECMWFの情報の詳細な見方を知りたい方は下記をご覧ください
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●ECMWFアジア台風情報(ヨーロッパ中期予報センター)の見方や精度!
気象庁 台風16号予想進路図
気象庁の予想では17日に沖縄・石垣島地方へ最接近し、19日3時には九州へ接近上陸する予想です。
引用:気象庁
台風16号 各国機関台風進路予想図
各国とも同じような進路を予想しておりますが、九州の北から南の間を進むという予想で、予想の幅が大きくなっています。
各国の予想を平均すると鹿児島県に上陸する可能性が高くなっています。
各国気象機関略称
・HONG KONG(HKO)・・・香港天文台 ・USA(JTWC)・・・ 米軍合同台風警報センター ・JAPAN(JMA)・・・気象庁 ・BEIJING(NMC)・・・国家気象中枢 (国連各加盟国・地域における中核的な気象機関) ・TAIWAN(CWB)・・・台湾中央気象局 ・KOREA(KMA)・・・大韓民国気象庁 ・PHILI(PAGASA)・・・フィリピン大気地球物理天文局 |
台風16号情報まとめ
JTWC(米軍)・ECMWF(ヨーロッパ)・気象庁の各機関の情報をまとめると以下の事が予想されます。
● 16日~17日頃に沖縄地方へ最接近する可能性がある。
● 18日~19日頃九州地方(鹿児島県)へ接近・上陸する可能性がある。
今回の台風16号は秋雨前線を刺激する事になる為、東日本や北日本でも大雨の恐れがあります。
発達した積乱雲が近づいてきたく場合は、頑丈な建物等に移動するなど安全確保を最優先にして下さい。
また、河川の増水は短時間で起こり得るので1秒でも早く高台や建物のできるだけ上へ避難する等早め早めの行動をするようにして下さい。
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