JTWC(米軍)、ECMWF(ヨーロッパ)、気象庁で台風19号(ソーリック)の最新予想進路図が出ております。
気象庁によりますと非常に強い台風19号(ソーリック)は奄美大島の東北東約100kmにあって北西へ25km/h(13kt)の速さで移動しており、中心の気圧は950hPa、中心付近の最大風速は45m/s(85kt)となっています
22日18時には非常に強い勢力を維持しながら東シナ海に位置し、中心の気圧は950hPa、中心付近の最大風速は45m/s(85kt)となる予想となっています。
台風は今後発達しながら九州地方の西側へ向かう予想となっております。
台風19号 ECMWF(ヨーロッパ)予想
ECMWFの予想では、台風19号は21日から22日にかけ九州沖縄地方に接近し東シナ海へ向かう予想が出ています。
ただ、ECMWF(ヨーロッパ)の予想は10日間予想なので予想時間が進むほど精度が落ちますので今後予想が変わる可能性があります。
JTWC(米軍)台風19号情報
JTWC(米軍)の台風19号予想では22日15時頃には東シナ海に位置する予想となっております。
注意)時刻表記が協定世界時(文中表記はZ)となっているので、日本時間に直す際は+9時間して下さい。(例06/6Z→6日15時)
JTWCやECMWFの情報の詳細な見方を知りたい方は下記をご覧ください
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●ECMWFアジア台風情報(ヨーロッパ中期予報センター)の見方や精度!
気象庁 台風19号予想進路図
気象庁の19号予想では22日6時頃には沖縄奄美地方を通過し、その後九州の西海上に進む予想が出ています。
引用:気象庁
台風19号 各国機関台風進路予想図
各国の進路予想ですが、当初の予想よりも南下しており九州地方への上陸の可能性はなくなりましたが、奄美沖縄地方を通過する予想となっております。
各国気象機関略称
・HONG KONG(HKO)・・・香港天文台 ・USA(JTWC)・・・ 米軍合同台風警報センター ・JAPAN(JMA)・・・気象庁 ・BEIJING(NMC)・・・国家気象中枢 (国連各加盟国・地域における中核的な気象機関) ・TAIWAN(CWB)・・・台湾中央気象局 ・KOREA(KMA)・・・大韓民国気象庁 ・PHILI(PAGASA)・・・フィリピン大気地球物理天文局 |
【豆知識】台風の国際規格と日本の規格
皆さんは「台風」と「タイフーン」の違いについて疑問に思ったことはありませんか?
国際規格での「台風」と「タイフーン(typhoon)」の違いは、日本(気象庁)では最大風速が17.2m/s(34knots)以上になった熱帯低気圧を「台風」と定義しますが、国際的基準では最大風速が37.2m/s(64knots)以上になった熱帯低気圧を「タイフーン(typhoon)」と定義しています。
また、「台風」と「熱帯低気圧」の違いは風速のみで、雨に関しては全く関係ありませんので、台風ではないからといって、絶対に油断はしないようにして下さい!
過去には弱い熱帯低気圧 (Tropical Depression)による大雨が原因玄倉川の中州でキャンプをしていた方達が流され、子供を含む13名が死亡する玄倉川水難事故という大事故が発生しています。
熱帯低気圧だからと言って油断しないようにしましょう!
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台風情報と合わせて可愛い気象予報士さんをご覧ください♪
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