JTWC(アメリカ米軍)・ECMWF(ヨーロッパ)の情報で台風23号(ハーロン)の最新情報が発表されています。
各予想では日本への影響はないと見られています。
台風23号のヨーロッパ・米軍・気象庁の要点 (-11月03日更新情報-)
ECMWF(ヨーロッパ)
●6日には勢力を強めながら北上してきますが、日本のはるか南で進路を東へ取ると見らており日本への影響はないと予想されます。
JTWC(米軍)
●5日に最大勢力に発達した後、進路を東へ変え日本から遠ざかる予想となっています。
JMA(気象庁)
●強い台風23号 (ハーロン)は南鳥島近海にあって西北西へ20km/h(11kt)の速さで進んでおり、中心の気圧は1000hPa、中心付近の最大風速は18m/s(35kt)となっています。
今後の進路予想によると6日15時には非常に強い勢力に発達し、南鳥島近海に位置し、中心気圧は955hpaで中心付近の最大風速は45m/s(85kt)との予想が出ています。
その後8日15時には勢力を落としウェーク島近海に位置する予想となっています。
各国の進路予想
●ほぼ同じ進路をとるとみられており、今後進路を東に取ると見られています。
※詳しくは下記記事内情報をご確認ください。
台風23号 ECMWF(ヨーロッパ)予想
ECMWFの予想では、台風23号は6日には勢力を強めながら北上してきますが、日本のはるか南で進路を東へ取ると見らており日本への影響はないと予想されます。
ただ、ECMWF(ヨーロッパ)の予想は10日間予想なので予想時間が進むほど精度が落ちますので今後予想が変わる可能性があります。
JTWC(米軍)台風23号情報
JTWC(米軍)の台風23号予想では5日に最大勢力に発達した後、進路を東へ変え日本から遠ざかる予想となっています。
注意)時刻表記が協定世界時(文中表記はZ)となっているので、日本時間に直す際は+9時間して下さい。(例06/6Z→6日15時)
気象庁 台風23号予想進路図
気象庁によりますと強い台風23号 (ハーロン)は南鳥島近海にあって西北西へ20km/h(11kt)の速さで進んでおり、中心の気圧は1000hPa、中心付近の最大風速は18m/s(35kt)となっています。
今後の進路予想によると6日15時には非常に強い勢力に発達し、南鳥島近海に位置し、中心気圧は955hpaで中心付近の最大風速は45m/s(85kt)との予想が出ています。
その後8日15時には勢力を落としウェーク島近海に位置する予想となっています。
引用:気象庁
台風23号 各国機関台風進路予想図
台風23号の各国の進路予想ですが、ほぼ同じ進路をとるとみられており、今後進路を東に取ると見られています。
各国気象機関略称
・HONG KONG(HKO)・・・香港天文台 ・USA(JTWC)・・・ 米軍合同台風警報センター ・JAPAN(JMA)・・・気象庁 ・BEIJING(NMC)・・・国家気象中枢 (国連各加盟国・地域における中核的な気象機関) ・TAIWAN(CWB)・・・台湾中央気象局 ・KOREA(KMA)・・・大韓民国気象庁 ・PHILI(PAGASA)・・・フィリピン大気地球物理天文局 |
その他ツイッターでの情報
ウエザーニューズ
動画解説/台風23号発生
11月3日(日)0時、マーシャル諸島で発達中の熱帯低気圧が台風23号(ハーロン)になりました。この先は進路を北東に変える見込みで、日本本土への影響はない見込みです。 pic.twitter.com/YE1xVo3jWt
— ウェザーニュースLiVE (@wni_live) 2019年11月2日
JTWC(合同台風警報センター)とはどんな機関?
合同台風警報センター(ごうどうたいふうけいほうセンター、JTWC; Joint Typhoon Warning Center)は、アメリカ海軍とアメリカ空軍がハワイ州真珠湾海軍基地の海軍太平洋気象海洋センターに共同で設置した機関です。
ECMWF(ヨーロッパ中期予報センター)とはどんな機関?
ECMWF(ヨーロッパ中期予報センター)は、1975年に設立された世界気象機関と同じ国際機関でイギリスに本部があります。
JTWCとの一番の違いは、JTWCが5日間予報に対し、ECMWFは10日間予報という点で、世界一の数値予報精度といわれています。
●ECMWFアジア台風情報(ヨーロッパ中期予報センター)の見方や精度!