JTWC(アメリカ米軍)、気象庁、ECMWF(ヨーロッパ)の台風6号に関する最新情報をお伝えします。
台風6号のヨーロッパ・米軍・気象庁の要点 (-7月23日更新情報-)
Windy(ウィンディー)
●台風6号の予想は25日21時には上海付近へ進み、中国大陸へ上陸後はしばらく停滞したのち30日には進路を東へ取り、再び海上へ進み沖縄地方へ進むと見られています。
ECMWF(ヨーロッパ)・GFS(NOAA)
●ECMWFの予想では26日午前中に中国大陸へ上陸後、しばらく停滞したのち30日には東へ進路を変え、31日には沖縄へ戻ってくる予想となっています。
一方GFSの予想でも同様の予想となっていますが、ECMWFの予想と異なるのは30日に進路を北へ変え31日には北京へ進む予想となっています。
JTWC(米軍)
●米軍アメリカ海軍(JTWC)の台風6号最新予想では勢力を強めながら25日15時に上海付近へ上陸し、内陸部へと進む予想となっています。
JMA(気象庁)
●台風6号の予想は大型で強い台風6号は現在宮古島の西南西約30kmに位置し、24日6時には950hPaの非常に強い勢力へ発達し、宮古島の北北西約150km付近へ進み最大瞬間風力60m/s(120kt)に発達します。
24日18時には非常に強い勢力を保ったまま中心気圧950hPaの勢力で東シナ海へ進み、26日15時には中心気圧996hPaまで勢力を弱めながら華中付近に進む予想となっています。
各国の進路予想
●各国の台風6号最新予想は各国ともほぼ同じ進路予想で、石垣島付近を通過し中国大陸へ上陸する予想となっています。
※詳しくは下記記事内情報をご確認ください。
Windy(ウィンディー)予想 台風6号情報
Windy(ウィンディー)の台風6号予想では、25日21時には上海付近へ進み、中国大陸へ上陸後はしばらく停滞したのち30日には進路を東へ取り、再び海上へ進み沖縄地方へ進むと見られています。
ECMWF(ヨーロッパ)・GFS(NOAA)予想 台風6号情報
ECMWFの予想(画像左)では26日午前中に中国大陸へ上陸後、しばらく停滞したのち30日には東へ進路を変え、31日には沖縄へ戻ってくる予想となっています。
一方GFS(画像右)の予想でも同様の予想となっていますが、ECMWFの予想と異なるのは30日に進路を北へ変え31日には北京へ進む予想となっています。
JTWC(米軍)台風6号情報
米軍アメリカ海軍(JTWC)の台風6号最新予想では勢力を強めながら25日15時に上海付近へ上陸し、内陸部へと進む予想となっています。
注意)時刻表記が協定世界時(文中表記はZ)となっているので、日本時間に直す際は+9時間して下さい。
ちなみにこの「HIGH」「MEDIUM」「LOW」に関して、以下の様に区分されています。
気象庁 台風6号予想進路図
気象庁の台風6号予想では大型で強い台風6号は現在宮古島の西南西約30kmに位置し、24日6時には950hPaの非常に強い勢力へ発達し、宮古島の北北西約150km付近へ進み最大瞬間風力60m/s(120kt)に発達します。
24日18時には非常に強い勢力を保ったまま中心気圧950hPaの勢力で東シナ海へ進み、26日15時には中心気圧996hPaまで勢力を弱めながら華中付近に進む予想となっています。
引用:気象庁
台風6号 各国機関台風進路予想図
各国の台風6号最新予想は各国ともほぼ同じ進路予想で、石垣島付近を通過し中国大陸へ上陸する予想となっています。
各国気象機関略称
・HONG KONG(HKO)・・・香港天文台 ・USA(JTWC)・・・ 米軍合同台風警報センター ・JAPAN(JMA)・・・気象庁 ・BEIJING(NMC)・・・国家気象中枢 (国連各加盟国・地域における中核的な気象機関) ・TAIWAN(CWB)・・・台湾中央気象局 ・KOREA(KMA)・・・大韓民国気象庁 ・PHILI(PAGASA)・・・フィリピン大気地球物理天文局 |
その他ツイッターでの情報
ウエザーニューズ
【熱帯低気圧情報】24時間以内に台風へ(7月17日朝更新)
週明けには強い勢力に発達し、暴風域を伴って沖縄や奄美に近づく可能性があるため、今後の情報に注意してください。
■最新気象情報https://t.co/89SZBp6YSe pic.twitter.com/TZ76ZvM9yo
— ウェザーニュースLiVE (@wni_live) July 16, 2021
JTWC(合同台風警報センター)とはどんな機関?
合同台風警報センター(ごうどうたいふうけいほうセンター、JTWC; Joint Typhoon Warning Center)は、アメリカ海軍とアメリカ空軍がハワイ州真珠湾海軍基地の海軍太平洋気象海洋センターに共同で設置した機関です。
ECMWF(ヨーロッパ中期予報センター)とはどんな機関?
ECMWF(ヨーロッパ中期予報センター)は、1975年に設立された世界気象機関と同じ国際機関でイギリスに本部があります。
JTWCとの一番の違いは、JTWCが5日間予報に対し、ECMWFは10日間予報という点で、世界一の数値予報精度といわれています。