〔2015〕台風12号の米軍、ヨーロッパ最新進路！再台風の可能性？

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→お騒がせ台風12号進路沖縄を直撃？各国気象庁予想進路

熱帯低気圧に変わった台風12号(ハロラ)ですが、まだ完全に消えたわけではありません。

※熱帯低気圧に変わっていますが、便宜上当サイトでは台風12号と表現いたします。

もしかすると、再度台風として発達（再台風）し日本列島に接近しそうな進路を取る可能性があります。

この台風12号は、珍しい日付変更線をまたぐ「越境台風」だったんですが、KMA（韓国気象庁）やECMWF（ヨーロッパ中期予報センター）最新予報では西日本～関東地方に近づき、その後熱帯低気圧に変化し偏西風に流されていく予想となっており、強い勢力で日本列島に近づくことは難しいのではないかと思われます。

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気象庁によると、台風12号は7/20現在、南鳥島近海におり中心気圧は1004hPa、しかし21日6時には1000hPaまで気圧が下がり最大瞬間風速が18m/sと予想されています。

この時点で最大瞬間風速が18m/sになるので台風として再認定される可能性があります。

台風の定義

熱帯の海上で発生する低気圧を「熱帯低気圧」と呼びますが、このうち北西太平洋（赤道より北で東経180度より西の領域）または南シナ海に存在し、なおかつ低気圧域内の最大風速（10分間平均）がおよそ17m/s（34ノット、風力８）以上のものを「台風」と呼びます。

KMA（韓国気象庁）の中期予報の予想天気図では7/24に九州地方に最接近する予想進路となっていますが、台風の勢力は弱まり偏西風に押し戻されるため、上陸の可能性は低そうです。

ECMWF(ヨーロッパ)の中期予報（7/25）の予想天気図では台風12号は関東地方に接近後消滅する予報が出ています。

一方今後の台風発生の情報ですが、米軍アメリカ海軍（JTWC）の衛星写真では、現在台風に発達しそうな低気圧はありません。

※TD01Cは「台風12号」をあらわしています。

ちなみにこの「HIGH」「MEDIUM」「LOW」に関して、以下の様に区分されています。

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米アメリカ海軍(JTWC)発表　台風12号予想進路

注意）時刻表記が協定世界時（文中表記はZ）となっているので、日本時間に直す際は＋9時間して下さい。

リンク：http://www.usno.navy.mil/JTWC/

台風12号各国機関台風進路予想図

引用：http://www.typhoon2000.ph/

各国気象機関略称

・HONG KONG(HKO)・・・香港天文台
・USA（JTWC）・・・米軍合同台風警報センター
・JAPAN（JMA）・・・気象庁
・BEIJING（NMC）・・・国家気象中枢
（国連各加盟国・地域における中核的な気象機関）
・TAIWAN（CWB）・・・台湾中央気象局
・KOREA（KMA）・・・大韓民国気象庁
・PHILI(PAGASA)・・・フィリピン大気地球物理天文局