JTWC(米軍)、ヨーロッパ発表台風16号(アッサニー)の続報ですが、日本を回避する予想が強まってきました。
現在九州沖縄地方へ直撃すると見られる台風15号も同時発生していますが、台風15号に関しては台風15号米軍ヨーロッパ最新情報で最新情報を詳しく解説しています。
気象庁、JTWCの実況では大型で非常に強い台風16号は8/19現在、南鳥島近海におり中心気圧は925hPa、最大瞬間風速70m/s(140kt)、最大波の高さは12.2m(40FEET)となっています。
ECMWF(ヨーロッパ中期予想センター)の10日間予報では、台風16号は8/24頃に関東地方へ再接近し、その後東の海上にそれていく予想となっており、JTWC(米軍)の予想でも同様の予想となっております。
台風15号と距離が近い事もあり、いわゆる「藤原効果」によって予測不可能な動きをする可能性があります。
※藤原効果とは?
2つの熱帯低気圧が接近した場合、それらが干渉して通常とは異なる進路をとる現象のことで6つの型に分類されます。
今回のヨーロッパ予想図を見ると、東側の熱帯低気圧が加速して北東へ移動し、西側の熱帯低気圧が減速しながら西へ移動する「離反型」が起きる可能性があります。
尚、Weather Undergroundの情報ではカテゴリー5のまで発達した後、関東地方へ近づく際にはカテゴリー1まで勢力を急激に落とし東の海上へ離れていく予想です。
JTWC(米軍)台風16号情報
注意)時刻表記が協定世界時(文中表記はZ)となっているので、日本時間に直す際は+9時間して下さい。
JTWCやECMWFの情報の詳細な見方を知りたい方は下記をご覧ください
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●ECMWFアジア台風情報(ヨーロッパ中期予報センター)の見方や精度!
台風16号各国機関台風進路予想図
各国気象機関略称
・HONG KONG(HKO)・・・香港天文台 ・USA(JTWC)・・・ 米軍合同台風警報センター ・JAPAN(JMA)・・・気象庁 ・BEIJING(NMC)・・・国家気象中枢 (国連各加盟国・地域における中核的な気象機関) ・TAIWAN(CWB)・・・台湾中央気象局 ・KOREA(KMA)・・・大韓民国気象庁 ・PHILI(PAGASA)・・・フィリピン大気地球物理天文局 |
気象庁発表 台風16号予想進路
リンク:http://www.jma.go.jp/jp/typh/
今回の台風16号は「藤原効果」により関東地方上陸の可能性は低くなりましたが、この藤原効果は台風の予測を非常に難しくしてしまう為、今後の台風情報には十分ご注意ください。
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