JTWC(米軍)、ECMWF(ヨーロッパ)、気象庁の台風第10号 (ライオンロック)の最新予想進路情報を掲載いたします。
気象庁によりますと強い台風10号は銚子市の東南東約290kmに位置し、北へ35km/h(18kt)のスピードで進んでおり、中心気圧は965hPaで、中心付近の最大風速は50m/s(100kt)となっております。
台風10号は本日30日18時には970hpaに勢力を少し弱めながら、盛岡市の南約40kmへ進む予想が出ており、31日6時には沿海州で温帯低気圧に変わる見込みです。
今回の予想では東北の太平洋側へ上陸する予想ですが、もし上陸すると統計開始以来初となる東北への上陸となります。
Weather Underground社 台風10号予想
Weather Undergroundの5日間予報では、日本へ上陸する時点ではカテゴリー1未満の強さで上陸する予想となっています。
また、台風が速度を早めている為、関東や北日本では、急に雨風が強くなる恐れがある為、暴風や高波、低い土地への浸水や川の氾濫、土砂災害や高潮に厳重な警戒をし、不要な外出は避けてください。
ECMWF台風10号予想
ECMWFの予想では台風10号は30日頃東北地方へ上陸し、31日には中国大陸へ向かう予想が出ています。
そのあと明日31日に台風12号が発生し、9月6日には台風13号が発生。
台風12号は越境台風と見られ、日本への接近は見られませんが、台風13号は九州へ上陸し日本を縦断する予想が出ています。
10日間予想なので、今後進路は変わる可能性は十分ありますが引き続き注意が必要です。
JTWC(米軍)台風10号情報
JTWC(米軍)予想では関東・東北地方へ急カーブする予想となっており、30日15時頃宮城県に上陸する予想が出ております。
注意)時刻表記が協定世界時(文中表記はZ)となっているので、日本時間に直す際は+9時間して下さい。
引用:JTWC(米軍合同台風警報センター)
JTWCやECMWFの情報の詳細な見方を知りたい方は下記をご覧ください
↓
●ECMWFアジア台風情報(ヨーロッパ中期予報センター)の見方や精度!
気象庁 台風10号予想進路図
気象庁の5日間予想では30日18時に上陸する予想となっています。
引用:気象庁
台風10号 各国機関台風進路予想図
各国とも同じような進路を予想しておりますが、韓国のみ南寄りの進路を予想しています。
各国気象機関略称
・HONG KONG(HKO)・・・香港天文台 ・USA(JTWC)・・・ 米軍合同台風警報センター ・JAPAN(JMA)・・・気象庁 ・BEIJING(NMC)・・・国家気象中枢 (国連各加盟国・地域における中核的な気象機関) ・TAIWAN(CWB)・・・台湾中央気象局 ・KOREA(KMA)・・・大韓民国気象庁 ・PHILI(PAGASA)・・・フィリピン大気地球物理天文局 |
今回の台風10号のような複雑な動きをする理由は、北側に高気圧や台風がいるときにこのような進路を取ることが多くなっています。
詳しくは以下の記事をご覧ください。
トリプル台風は1985年以来?台風9号、台風10号、台風11号接近中!
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