先日ECMWF(ヨーロッパ中期予報センター)では15日頃に台風15号のたまごが発生する予想が出ていると記事を掲載いたしましたが、今朝のECMWF予想を見ると驚く事に台風16号のたまごもあり、連続して2つ発生する予想となっています。
こんなに連続で台風が発生するなんて、今年は一体どうしたのでしょうか・・・。
ECMWFといえば、1975年に設立された国際組織で気象予報の精度が高い事でも知られていますが、まだJTWCや気象庁でも予想が出ていない台風15号、16号のたまごについて、KMA(韓国気象庁)の予想と併せて掲載いたします!
ECMWF予想では、8/15頃にマリアナ諸島沖で2つの台風が発生、8/19以降右側の台風(台風1)が日本へ向かってくる予想になっており、九州~本州に上陸する進路をとる可能性が高いです。
ただ、台風2も直撃は免れますが沖縄地方へ大雨などの影響を与えそうです。
※右側の台風が15号なのか16号なのか、現時点ではどちらが早く台風に認定されるか分かりませんので明記しておりません。
尚、KMAの予想ではECMWFの予想とは違い、台風1、台風2とも8/22に日本の南海上で停滞する予想となっています。
今回の台風15号、16号はマリアナ諸島沖で発生する予想ですが、この台風の発生場所というのも今後の動きを知る上で重要になってきます。
と言いますのも、マリアナ諸島沖で発生した台風は、地理的にも日本へ近い事もあり日本へ接近する事が多く、また海水温が高い場所を長い時間進む事もあって巨大台風に発達しやすいと言われています。
ちなみに10日の太平洋の海水温ですが、台風15号が発生すると思われる海域は、約30℃と真っ赤っかです。
その為「エリート台風」と呼ばれる事も・・・。
巨大台風に発達する可能性があります。
当サイトでも動きがあり次第、台風15号。16号情報をお知らせしていきますので、今後の気象情報には十分お気を付け下さい。
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