台風15号(コーニー)JTWC(米軍)、気象庁及びヨーロッパの最新進路予想の最新状況をお伝えします。
現在関東地方へ直撃すると見られる台風16号も同時発生していますが、台風16号に関しては台風16号米軍ヨーロッパ最新情報で詳しく解説しています。
気象庁、JTWCの実況では台風15号は8/20現在、フィリピンの東におり中心気圧は935hPa、最大瞬間風速70m/s(135kt)、最大波の高さは10.7m(35FEET)となっています。
JTWC(米軍)の5日間予報では台風15号は22日頃、台湾手前で進路を北向きに変え沖縄九州地方へ進む予想となっており、ECMWF(ヨーロッパ)10日間予想でもほぼ同じ予想となっています。
台風16号と距離が近い事もあり、いわゆる「藤原効果」によって予測不可能な動きをする可能性があります。
※藤原効果とは?
2つの熱帯低気圧が接近した場合、それらが干渉して通常とは異なる進路をとる現象のことで6つの型に分類されます。
今回のヨーロッパ予想図を見ると、東側の熱帯低気圧が加速して北東へ移動し、西側の熱帯低気圧が減速しながら西へ移動する「離反型」が起きる可能性があります。
尚、Weather Undergroundの5日間予報では台湾手前で勢力がカテゴリー1に落とし、九州沖縄地方へ接近する予想です。
JTWC(米軍)台風15号情報
注意)時刻表記が協定世界時(文中表記はZ)となっているので、日本時間に直す際は+9時間して下さい。
JTWCやECMWFの情報の詳細な見方を知りたい方は下記をご覧ください
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●ECMWFアジア台風情報(ヨーロッパ中期予報センター)の見方や精度!
台風15号各国機関台風進路予想図
各国気象機関略称
・HONG KONG(HKO)・・・香港天文台 ・USA(JTWC)・・・ 米軍合同台風警報センター ・JAPAN(JMA)・・・気象庁 ・BEIJING(NMC)・・・国家気象中枢 (国連各加盟国・地域における中核的な気象機関) ・TAIWAN(CWB)・・・台湾中央気象局 ・KOREA(KMA)・・・大韓民国気象庁 ・PHILI(PAGASA)・・・フィリピン大気地球物理天文局 |
気象庁発表 台風15号予想進路
リンク:http://www.jma.go.jp/jp/typh/
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