JTWC(米軍)、ECMWF(ヨーロッパ)、気象庁の台風第10号 (ライオンロック)の最新予想進路情報を掲載いたします。
※ここから下の記事は古い情報
になりますのでご注意ください。
気象庁によりますと強い台風10号は南大東島の南東約160kmに位置し、南西へ15km/h(8kt)の速さで進んでおり、中心気圧は950hPa中心付近の最大風速は60m/s(115kt)となっております。
気象庁の予想で台風10号は南大東島近海で数日間停滞し、27日15時には930hpaと猛烈な強さの台風に発達する予想が出ています。
Weather Underground社 台風10号予想
Weather Undergroundの5日間予報では、沖縄付近で停滞後カテゴリー2に勢力を増し、東海~関東方面へ進路を変える予想が出ています。
またコンピューター予想では関東地方へ急旋回し上陸する予想となっています。
九州・沖縄地方及び太平洋側は海が大しけになる事が予想される為、海のレジャーや船舶の航行には十分にお気を付け下さい。
また、空の便も乱れる可能性が高いと思われますので飛行機を利用される方は欠航情報などにご注意ください。
ECMWF台風10号予想
ECMWFの予想では台風10号が沖縄地方で停滞し、28日に北東方向へ進路を変え、29日~30日に東海地方へ上陸する予想が出ています。
10日間予想なので、今後進路は変わる可能性が高いですが引き続き注意が必要です。
JTWC(米軍)台風10号情報
JTWC(米軍)予想では進路を北東へ変える予想となっており、29日には愛知県沖に進む予想ができない状況です。
注意)時刻表記が協定世界時(文中表記はZ)となっているので、日本時間に直す際は+9時間して下さい。
引用:JTWC(米軍合同台風警報センター)
JTWCやECMWFの情報の詳細な見方を知りたい方は下記をご覧ください
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●ECMWFアジア台風情報(ヨーロッパ中期予報センター)の見方や精度!
気象庁 台風10号予想進路図
気象庁の5日間予想では沖縄付近で27日時点でも停滞し、27日15時には930hPaと猛烈な強さの台風へ成長する予想となっています。
引用:気象庁
台風10号 各国機関台風進路予想図
各国とも同じような進路を予想し、180度転回し日本へ向かう予想が出ています。
各国気象機関略称
・HONG KONG(HKO)・・・香港天文台 ・USA(JTWC)・・・ 米軍合同台風警報センター ・JAPAN(JMA)・・・気象庁 ・BEIJING(NMC)・・・国家気象中枢 (国連各加盟国・地域における中核的な気象機関) ・TAIWAN(CWB)・・・台湾中央気象局 ・KOREA(KMA)・・・大韓民国気象庁 ・PHILI(PAGASA)・・・フィリピン大気地球物理天文局 |
今回の台風10号のような複雑な動きをする理由は、北側に高気圧や台風がいるときにこのような進路を取ることが多くなっています。
詳しくは以下の記事をご覧ください。
トリプル台風は1985年以来?台風9号、台風10号、台風11号接近中!
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