〔2015〕台風11号米軍、ヨーロッパ最新進路予測！九州四国を直撃？

●7/15 9：00更新●

台風9号は温帯低気圧に変わりましたが、JTWC米軍やヨーロッパをはじめ、各国進路予想では、台風11号(ナンカー)は四国地方に上陸し、その後日本海に抜ける予想進路が出ています！

気象庁によると、台風11号は7/15現在、日本の南におり中心気圧は945hPa、しかし17日3時には960hPaの勢力で四国沖に進み、上陸するものと見られます。

今回の台風上陸により恐いのは、今までの大雨＋台風の大雨でさらに追い打ちをかけてしまう事です。

九州地方、特に南九州の鹿児島市では6月の総雨量が1200mmを超えている所もあり、今回の台風直撃で土砂崩れや洪水などの土砂災害が懸念されますので、十分にご注意下さい。（シラス台地で地盤が非常にもろい点も注意です。）

16日午前6時までの24時間雨量は近畿150ミリ、東海120ミリの予想となっており、九州以外の地域も注意が必要です。

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一方今後の台風発生の情報ですが、米軍アメリカ海軍（JTWC）の衛星写真では、現在台風に発達しそうな低気圧はありませんが、KMA（韓国気象庁）とECMWF（ヨーロッパ）台風12号の発生と、台風13号のたまごと見られる熱帯低気圧の予報が出ています。

↓

台風13号たまごが？台風12号米軍、ヨーロッパ進路最新情報！

※TS11W、TY01Cはそれぞれ「台風11号」「台風12号」をあらわしています。

ちなみにこの「HIGH」「MEDIUM」「LOW」に関して、以下の様に区分されています。

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台風11号各国機関台風進路予想図

引用：http://www.typhoon2000.ph/

各国気象機関略称

・HONG KONG(HKO)・・・香港天文台
・USA（JTWC）・・・米軍合同台風警報センター
・JAPAN（JMA）・・・気象庁
・BEIJING（NMC）・・・国家気象中枢
（国連各加盟国・地域における中核的な気象機関）
・TAIWAN（CWB）・・・台湾中央気象局
・KOREA（KMA）・・・大韓民国気象庁
・PHILI(PAGASA)・・・フィリピン大気地球物理天文局