台風9号(2017年)の米軍ヨーロッパ最新予想進路で日本への影響は？#9_7

JTWC（米軍）、気象庁、ECMWF（ヨーロッパ）で台風9号(ネサット)の最新予想が出ております。

気象庁の情報では台風9号 (ネサット)は沖縄の南にあって北北西へ15km/h(9kt)の速さで移動しており、中心の気圧は985hPa、中心付近の最大風速は30m/s(55kt)となっています。

31日3時には華南に位置し、中心の気圧は985hPa、中心付近の最大風速は30m/s(55kt)の予想となっております。

台風の影響で沖縄地方は波が高くなると予想されるため、休み中の海のレジャーには注意が必要です。

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Weather Underground社台風9号予想

Weather Undergroundの5日間予報を見ますと、台風9号はﾚﾍﾞﾙ2の強さまで発達しますが、台湾上陸時はレベル1の勢力に戻ると予想されています。

引用：Weather Underground

台風9号　ECMWF予想

ECMWFの予想では、まだ台風9号は8月4日に中国大陸へ向かう予想が出ています。

その後に台風10号のたまごの発生が予想されていますので、こちらも引き続き注意が必要です。

ただ、ECMWF（ヨーロッパ）の予想は10日間予想なので今後予想が変わる可能性は高いです。

引用：ECMWF（ヨーロッパ中期予報センター）

JTWC（米軍）台風9号情報

JTWC（米軍）の台風9号予想では30日3時に台湾へ上陸し、1日3時には中国大陸へ上陸する予想となっています。

注意）時刻表記が協定世界時（文中表記はZ）となっているので、日本時間に直す際は＋9時間して下さい。

引用：JTWC（米軍合同台風警報センター）

JTWCやECMWFの情報の詳細な見方を知りたい方は下記をご覧ください

↓

●JTWC米軍台風情報の見方の詳細解説を掲載！

●ECMWFアジア台風情報（ヨーロッパ中期予報センター）の見方や精度！

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気象庁　台風9号予想進路図

気象庁の予想では2日3時の予報円が大きく進路が予想しにくいですが、仮に予報円の一番東側を通ったとしても日本へ直撃する可能性はなさそうです。

引用：気象庁

台風9号各国機関台風進路予想図

各国の予想は分かれており、台湾上陸まではほぼ同じですが、その先の予想は分れています。

引用：http://www.typhoon2000.ph/

各国気象機関略称

・HONG KONG(HKO)・・・香港天文台
・USA（JTWC）・・・米軍合同台風警報センター
・JAPAN（JMA）・・・気象庁
・BEIJING（NMC）・・・国家気象中枢
（国連各加盟国・地域における中核的な気象機関）
・TAIWAN（CWB）・・・台湾中央気象局
・KOREA（KMA）・・・大韓民国気象庁
・PHILI(PAGASA)・・・フィリピン大気地球物理天文局