JTWC(米軍)、ECMWF(ヨーロッパ)、気象庁で台風25号 (コンレイ)の最新予想進路図が出ております。
→台風25号最新情報はこちら
※ここから下の記事は古い情報
になりますのでご注意ください。
気象庁によりますと大型で非常に強い台風25号 (コンレイ)は沖縄の南にあって北西へ15km/h(9kt)の速さで移動しており、中心の気圧は940hPa、中心付近の最大風速は45m/s(90kt)となっています
6日15時には強い勢力で対馬近海に位置し、中心の気圧は970hPa、中心付近の最大風速は35m/s(65kt)となる予想となっています。
現在は猛烈な強さから非常に強い強さになっておりますが、沖縄地方へ接近する頃には強いレベルで接近し、その後勢力を維持したまま九州へ接近する可能性が出ています。
台風24号の影響が残る中での台風25号の接近になりますので、早めの準備が必要です。
台風25号 ECMWF(ヨーロッパ)予想
ECMWFの予想では、台風25号は5日頃に沖縄へ接近後、6日頃北九州へ接近する予想が出ています。
ただ、ECMWF(ヨーロッパ)の予想は10日間予想なので予想時間が進むほど精度が落ちますので今後予想が変わる可能性があります。
JTWC(米軍)台風25号情報
JTWC(米軍)の台風25号予想では4日から5日にかけ沖縄に最接近し、その後7日には日本海に向かい8日9時には北海道の東側に位置する予想が出ています。
注意)時刻表記が協定世界時(文中表記はZ)となっているので、日本時間に直す際は+9時間して下さい。(例06/6Z→6日15時)
JTWCやECMWFの情報の詳細な見方を知りたい方は下記をご覧ください
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●ECMWFアジア台風情報(ヨーロッパ中期予報センター)の見方や精度!
気象庁 台風25号予想進路図
気象庁の25号予想では、4日から5日にかけ沖縄へ接近後北上し、7日15時には東北地方に位置する予想が出ています。
引用:気象庁
台風21号 各国機関台風進路予想図
各国の進路予想ですが、各国とも似たような予想となっており沖縄接近後日本海へ抜ける予想となっております。
各国気象機関略称
・HONG KONG(HKO)・・・香港天文台 ・USA(JTWC)・・・ 米軍合同台風警報センター ・JAPAN(JMA)・・・気象庁 ・BEIJING(NMC)・・・国家気象中枢 (国連各加盟国・地域における中核的な気象機関) ・TAIWAN(CWB)・・・台湾中央気象局 ・KOREA(KMA)・・・大韓民国気象庁 ・PHILI(PAGASA)・・・フィリピン大気地球物理天文局 |
【豆知識】台風の国際規格と日本の規格
皆さんは「台風」と「タイフーン」の違いについて疑問に思ったことはありませんか?
国際規格での「台風」と「タイフーン(typhoon)」の違いは、日本(気象庁)では最大風速が17.2m/s(34knots)以上になった熱帯低気圧を「台風」と定義しますが、国際的基準では最大風速が37.2m/s(64knots)以上になった熱帯低気圧を「タイフーン(typhoon)」と定義しています。
また、「台風」と「熱帯低気圧」の違いは風速のみで、雨に関しては全く関係ありませんので、台風ではないからといって、絶対に油断はしないようにして下さい!
過去には弱い熱帯低気圧 (Tropical Depression)による大雨が原因玄倉川の中州でキャンプをしていた方達が流され、子供を含む13名が死亡する玄倉川水難事故という大事故が発生しています。
熱帯低気圧だからと言って油断しないようにしましょう!
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台風情報と合わせて可愛い気象予報士さんをご覧ください♪
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