JTWC(米軍)、ECMWF(ヨーロッパ)、気象庁で台風3号 (セーパット)の最新予想進路図が出ております。
→台風3号最新情報はこちら
※ここから下の記事は古い情報
になりますのでご注意ください。
気象庁によりますと台風3号 (セーパット)は沖縄の南にあって北へ25km/h(13kt)の速さで移動しており、中心の気圧は1004hPa、中心付近の最大風速は15m/s(30kt)となっています
現在はまだ熱帯低気圧ですが明日27日15時には宮崎市の東約60kmに位置し、中心の気圧は998hPa、中心付近の最大風速は18m/s(35kt)となる予想となっており、台風と認定される見込みです。
現在梅雨前線も九州地方に停滞していることから、前線を刺激し大雨になる予想が出ています。
台風3号 ECMWF(ヨーロッパ)予想
ECMWFの予想では、台風3号は27日9時頃に宮崎県の東側を通過後、28日頃関東の東海上に抜ける予想が出ています。
ただ、ECMWF(ヨーロッパ)の予想は10日間予想なので予想時間が進むほど精度が落ちますので今後予想が変わる可能性があります。
JTWC(米軍)台風3号情報
JTWC(米軍)の台風3号予想ではまだ詳細な情報は出ておりませんが、九州の東海上を通過し本州へ接近する予想が出ています。
注意)時刻表記が協定世界時(文中表記はZ)となっているので、日本時間に直す際は+9時間して下さい。(例06/6Z→6日15時)
JTWCやECMWFの情報の詳細な見方を知りたい方は下記をご覧ください
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●ECMWFアジア台風情報(ヨーロッパ中期予報センター)の見方や精度!
気象庁 台風3号予想進路図
気象庁の3号予想では、27日3時には沖縄へ接近し、その後27日15時には九州の東海上に位置する予想が出ています。
引用:気象庁
台風3号 各国機関台風進路予想図
各国の進路予想ですが、九州の東側を通る予想から西海上を北上する予想まで幅広くなっております。
各国気象機関略称
・HONG KONG(HKO)・・・香港天文台 ・USA(JTWC)・・・ 米軍合同台風警報センター ・JAPAN(JMA)・・・気象庁 ・BEIJING(NMC)・・・国家気象中枢 (国連各加盟国・地域における中核的な気象機関) ・TAIWAN(CWB)・・・台湾中央気象局 ・KOREA(KMA)・・・大韓民国気象庁 ・PHILI(PAGASA)・・・フィリピン大気地球物理天文局 |
【豆知識】台風の国際規格と日本の規格
皆さんは「台風」と「タイフーン」の違いについて疑問に思ったことはありませんか?
国際規格での「台風」と「タイフーン(typhoon)」の違いは、日本(気象庁)では最大風速が17.2m/s(34knots)以上になった熱帯低気圧を「台風」と定義しますが、国際的基準では最大風速が37.2m/s(64knots)以上になった熱帯低気圧を「タイフーン(typhoon)」と定義しています。
また、「台風」と「熱帯低気圧」の違いは風速のみで、雨に関しては全く関係ありませんので、台風ではないからといって、絶対に油断はしないようにして下さい!
過去には弱い熱帯低気圧 (Tropical Depression)による大雨が原因玄倉川の中州でキャンプをしていた方達が流され、子供を含む13名が死亡する玄倉川水難事故という大事故が発生しています。
熱帯低気圧だからと言って油断しないようにしましょう!
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台風情報と合わせて可愛い気象予報士さんをご覧ください♪
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