気象庁・JTWC(アメリカ米軍)・ECMWF(ヨーロッパ)の情報で台風15号cの最新情報が発表されています。
気象庁によりますと強い台風15号 (ファクサイ)は父島の北北西約250kmにあって北西へ30km/h(16kt)の速さで進んでおり、中心の気圧は960hPa、中心付近の最大風速は40m/s(80kt)となっています。
気象庁による今後の進路予想によると8日21時には勢力を維持しながら、館山市の南西約120kmに位置し、中心気圧は960hpaで中心付近の最大風速は40m/s(80kt)との予想が出ています。
この勢力で関東地方へ接近すれば過去でも記録的な大きさの勢力での上陸となりそうです。
飛行機や電車など交通機関の乱れが予想されますので、台風の最新情報にご注意ください。
台風15号 ECMWF(ヨーロッパ)予想
ECMWFの予想では、台風15号は9日9時頃には関東地方へ接近、上陸する予想が出ています。
その後17日には台風17号が接近すると見られています。(16号と17号どちらが先に台風になるかで変わります。)
ただ、ECMWF(ヨーロッパ)の予想は10日間予想なので予想時間が進むほど精度が落ちますので今後予想が変わる可能性があります。
JTWC(米軍)台風15号情報
JTWC(米軍)の台風15号予想では8日21時に強い勢力を保ったまま関東地方へ上陸する予想が出ています。
注意)時刻表記が協定世界時(文中表記はZ)となっているので、日本時間に直す際は+9時間して下さい。(例06/6Z→6日15時)
JTWCやECMWFの情報の詳細な見方を知りたい方は下記をご覧ください
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●ECMWFアジア台風情報(ヨーロッパ中期予報センター)の見方や精度!
気象庁 台風15号予想進路図
気象庁によりますと強い台風15号 (ファクサイ)は父島の北北西約250kmにあって北西へ30km/h(16kt)の速さで進んでおり、中心の気圧は960hPa、中心付近の最大風速は40m/s(80kt)となっています。
気象庁による今後の進路予想によると8日21時には勢力を維持しながら、館山市の南西約120kmに位置し、中心気圧は960hpaで中心付近の最大風速は40m/s(80kt)との予想が出ています。
引用:気象庁
台風15号 各国機関台風進路予想図
各国の進路予想ですが、各国とも関東地方へ上陸する予想となっています。
各国気象機関略称
・HONG KONG(HKO)・・・香港天文台 ・USA(JTWC)・・・ 米軍合同台風警報センター ・JAPAN(JMA)・・・気象庁 ・BEIJING(NMC)・・・国家気象中枢 (国連各加盟国・地域における中核的な気象機関) ・TAIWAN(CWB)・・・台湾中央気象局 ・KOREA(KMA)・・・大韓民国気象庁 ・PHILI(PAGASA)・・・フィリピン大気地球物理天文局 |
【豆知識】台風の国際規格と日本の規格
皆さんは「台風」と「タイフーン」の違いについて疑問に思ったことはありませんか?
国際規格での「台風」と「タイフーン(typhoon)」の違いは、日本(気象庁)では最大風速が17.2m/s(34knots)以上になった熱帯低気圧を「台風」と定義しますが、国際的基準では最大風速が37.2m/s(64knots)以上になった熱帯低気圧を「タイフーン(typhoon)」と定義しています。
また、「台風」と「熱帯低気圧」の違いは風速のみで、雨に関しては全く関係ありませんので、台風ではないからといって、絶対に油断はしないようにして下さい!
過去には弱い熱帯低気圧 (Tropical Depression)による大雨が原因玄倉川の中州でキャンプをしていた方達が流され、子供を含む13名が死亡する玄倉川水難事故という大事故が発生しています。
熱帯低気圧だからと言って油断しないようにしましょう!
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台風情報と合わせて可愛い気象予報士さんをご覧ください♪
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