JTWC(アメリカ米軍)、気象庁、ECMWF(ヨーロッパ)の台風16号に関する最新情報をお伝えします。
台風16号のヨーロッパ・米軍・気象庁の要点 (-9月26日更新情報-)
Windy(ウィンディー)
●台風16号の予想では30日頃沖縄最接近し、その後進路を東へ変え1日から2日にかけ関東地方へ最接近する予想となっています。
ECMWF(ヨーロッパ)・GFS(NOAA)
●ECMWFの予想では30日頃沖縄最接近し、その後進路を東へ変え1日から2日にかけ関東地方へ最接近する予想となっています。
GFSの予想でもECMWFと類似した予想となっており、30日から1日にかけ沖縄地方へ最接近後、1日から2日にかけ関東地方の南海上を東へ進む予想となっています。
JTWC(米軍)
●台風16号最新予想では非常に強い台風16号は26日12時現在フィリピンの東に位置し中心気圧は935hPa、最大瞬間風速は70m/s(140kt)で、28日9時には中心気圧が905hPaの猛烈な強さまで発達し日本の南を北西へゆっくりとした速度で進み、最大瞬間風速は85m/s(165kt)となる予想が出ています。
日本へ最接近する30日には中心気圧が940hPaの強さになりますが、最大瞬間風速は65m/s(130kt)の強さを維持した非常に強い台風で接近する予想となっています。
JMA(気象庁)
●台風16号最新予想では強い台風16号は25日12時現在フィリピンの東に位置し中心気圧は980hPa、最大瞬間風速は50m/s(95kt)で、28日9時には中心気圧が910hPaの強さまで発達し日本の南に位置し、最大瞬間風速は80m/s(155kt)となる予想が出ています。
各国の進路予想
●各国とも日本の沖縄地方の東海上で進路を東へ変える予想となっており、JTWC(米軍)の予想が一番日本本土よりの予想となっています。
日本近海の海水温
日本近海の海水温は29℃前後と高い為、台風の発達に必要な水蒸気の発生も多く発達しながら関ンしてくると見られます。
※詳しくは下記記事内情報をご確認ください。
Windy(ウィンディー)予想 台風16号情報
Windy(ウィンディー)の台風16号の予想では30日頃沖縄最接近し、その後進路を東へ変え1日から2日にかけ関東地方へ最接近する予想となっています。
ECMWF(ヨーロッパ)・GFS(NOAA)予想 台風16号情報
ECMWF(画像左)の予想では30日頃沖縄最接近し、その後進路を東へ変え1日から2日にかけ関東地方へ最接近する予想となっています。
GFS(画像右)の予想でもECMWFと類似した予想となっており、30日から1日にかけ沖縄地方へ最接近後、1日から2日にかけ関東地方の南海上を東へ進む予想となっています。
JTWC(米軍)台風16号情報
米軍アメリカ海軍(JTWC)の台風16号最新予想では30日3時には進路を東へ変え、1日3時には関東地方の南海上へ進む予想となっています。
注意)時刻表記が協定世界時(文中表記はZ)となっているので、日本時間に直す際は+9時間して下さい。
JTWCやECMWFの情報の詳細な見方を知りたい方は下記をご覧ください
↓
●ECMWFアジア台風情報(ヨーロッパ中期予報センター)の見方や精度!
気象庁 台風16号予想進路図
気象庁の予想では非常に強い台風16号は26日12時現在フィリピンの東に位置し中心気圧は935hPa、最大瞬間風速は70m/s(140kt)で、28日9時には中心気圧が905hPaの猛烈な強さまで発達し日本の南を北西へゆっくりとした速度で進み、最大瞬間風速は85m/s(165kt)となる予想が出ています。
日本へ最接近する30日には中心気圧が940hPaの強さになりますが、最大瞬間風速は65m/s(130kt)の強さを維持した非常に強い台風で接近する予想となっています。
引用:気象庁
台風16号 各国機関台風進路予想図
各国とも日本の沖縄地方の東海上で進路を東へ変える予想となっており、JTWC(米軍)の予想が一番日本本土よりの予想となっています。
各国気象機関略称
・HONG KONG(HKO)・・・香港天文台 ・USA(JTWC)・・・ 米軍合同台風警報センター ・JAPAN(JMA)・・・気象庁 ・BEIJING(NMC)・・・国家気象中枢 (国連各加盟国・地域における中核的な気象機関) ・TAIWAN(CWB)・・・台湾中央気象局 ・KOREA(KMA)・・・大韓民国気象庁 ・PHILI(PAGASA)・・・フィリピン大気地球物理天文局 |
その他ツイッターでの情報
ウエザーニューズ
【台風情報】台風16号(ミンドゥル)は発達中で、25日(土)9時に強い勢力となりました。週明けにかけて北上しながら猛烈な勢力となる予想です。予想進路はやや東よりになってきたものの、依然、不確実性が高く注意が必要です。https://t.co/MEDRlQlWvG pic.twitter.com/noo9OtrAFj
— ウェザーニュース (@wni_jp) September 25, 2021
JTWC(合同台風警報センター)とはどんな機関?
合同台風警報センター(ごうどうたいふうけいほうセンター、JTWC; Joint Typhoon Warning Center)は、アメリカ海軍とアメリカ空軍がハワイ州真珠湾海軍基地の海軍太平洋気象海洋センターに共同で設置した機関です。
ECMWF(ヨーロッパ中期予報センター)とはどんな機関?
ECMWF(ヨーロッパ中期予報センター)は、1975年に設立された世界気象機関と同じ国際機関でイギリスに本部があります。
JTWCとの一番の違いは、JTWCが5日間予報に対し、ECMWFは10日間予報という点で、世界一の数値予報精度といわれています。