JTWC(米軍)、ECMWF(ヨーロッパ)、気象庁で台風13号(サンサン)の最新予想が出ております。
→台風13号最新情報はこちら
※ここから下の記事は古い情報
になりますのでご注意ください。
気象庁の情報で強い台風13号(サンサン)は小笠原近海にあって北へ15km/h(8kt)の速さで移動しており、中心の気圧は970hPa、中心付近の最大風速は35m/s(70kt)となっています
8日15時には強い勢力を保ったまま伊豆諸島近海に位置し、中心の気圧は965hPa、中心付近の最大風速は35m/s(70kt)となる予想となっています。
気象庁の予想は当初の予想より西寄りの進路に変わってきている為、関東地方に上陸する恐れが出てきています。
また、JTWC(米軍)やECMWF(ヨーロッパ)の予想、気象庁の予想に差がありますので、各機関の予想を参考に最悪のパターンを考えて注意をしてください。
台風13号 ECMWF(ヨーロッパ)予想
ECMWFの予想では、台風13号は8月8日頃四国地方へ上陸する予想が出ています。
ただ、ECMWF(ヨーロッパ)の予想は10日間予想なので予想時間が進むほど精度が落ちますので今後予想が変わる可能性があります。
JTWC(米軍)台風13号情報
JTWC(米軍)の台風13号予想では8日~9日にかけ関東地方へ接近もしくは上陸し、その後東に進路を変える予想となっております。
注意)時刻表記が協定世界時(文中表記はZ)となっているので、日本時間に直す際は+9時間して下さい。(例06/6Z→6日15時)
JTWCやECMWFの情報の詳細な見方を知りたい方は下記をご覧ください
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●ECMWFアジア台風情報(ヨーロッパ中期予報センター)の見方や精度!
気象庁 台風13号予想進路図
気象庁の13号予想では、予想円の中心を通ると8日15時には関東~東海地方へ接近、もしくは上陸する予想です。
引用:気象庁
台風13号 各国機関台風進路予想図
各国の進路予想ですが、JTWC(アメリカ)が最も東寄りの進路を予想しており、JTWCの予想通りに進めば上陸はないようです。
しかし、日本の気象庁の予想では東海地方に上陸する予想が出ておりますので、東海~関東地方へ上陸する可能性を考えて備えをした方が良さそうです。
各国気象機関略称
・HONG KONG(HKO)・・・香港天文台 ・USA(JTWC)・・・ 米軍合同台風警報センター ・JAPAN(JMA)・・・気象庁 ・BEIJING(NMC)・・・国家気象中枢 (国連各加盟国・地域における中核的な気象機関) ・TAIWAN(CWB)・・・台湾中央気象局 ・KOREA(KMA)・・・大韓民国気象庁 ・PHILI(PAGASA)・・・フィリピン大気地球物理天文局 |
【豆知識】台風の国際規格と日本の規格
皆さんは「台風」と「タイフーン」の違いについて疑問に思ったことはありませんか?
国際規格での「台風」と「タイフーン(typhoon)」の違いは、日本(気象庁)では最大風速が17.2m/s(34knots)以上になった熱帯低気圧を「台風」と定義しますが、国際的基準では最大風速が37.2m/s(64knots)以上になった熱帯低気圧を「タイフーン(typhoon)」と定義しています。
また、「台風」と「熱帯低気圧」の違いは風速のみで、雨に関しては全く関係ありませんので、台風ではないからといって、絶対に油断はしないようにして下さい!
過去には弱い熱帯低気圧 (Tropical Depression)による大雨が原因玄倉川の中州でキャンプをしていた方達が流され、子供を含む13名が死亡する玄倉川水難事故という大事故が発生しています。
熱帯低気圧だからと言って油断しないようにしましょう!
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台風情報と合わせて可愛い気象予報士さんをご覧ください♪
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