気象庁・JTWC(アメリカ米軍)・ECMWF(ヨーロッパ)の情報で台風9号のたまごが発生する予想が出ています。
→台風9号最新情報はこちら
※ここから下の記事は古い情報
になりますのでご注意ください。
まだ正確な予報では無い為日本へ影響があるか不明な状況ですので今後の台風情報にご注意ください。
ヨーロッパの最新進路情報では勢力を強めながら台風8号が通過後、九州へ上陸する予想が出ています。
まだ正確な予報では無い為日本へ影響があるか不明な状況ですので今後の台風情報にご注意ください。
また台風10号のたまごと距離が近い事もあり、いわゆる「藤原効果」によって予測不可能な動きをする可能性があります。
※藤原効果とは?
2つの熱帯低気圧が接近した場合、それらが干渉して通常とは異なる進路をとる現象のことで6つの型に分類されます。
今回のヨーロッパ予想図を見ると、東側の熱帯低気圧(台風9号)が加速して北東へ移動し、西側の熱帯低気圧(台風10号)が減速しながら西へ移動する「離反型」が起きる可能性が考えられます。
台風9号 ECMWF(ヨーロッパ)予想
ECMWFの予想では、台風9号のたまごは勢力を強めながら9日頃沖縄地方へ接近し、10日から12日にかけ九州から関東地方へ進む予想が出ています。
東側の熱帯低気圧(台風9号)が加速して北東へ移動し、西側の熱帯低気圧(台風10号)が減速しながら西へ移動する「離反型」が起きる可能性が考えられます。
ただ、ECMWF(ヨーロッパ)の予想は10日間予想なので予想時間が進むほど精度が落ちますので今後予想が変わる可能性があります。
JTWC(米軍)台風9号情報
JTWC(米軍)の台風9号予想ではまだ詳細な予想は出ておりませんが西へ進む予想が出ています。
注意)時刻表記が協定世界時(文中表記はZ)となっているので、日本時間に直す際は+9時間して下さい。(例06/6Z→6日15時)
JTWCやECMWFの情報の詳細な見方を知りたい方は下記をご覧ください
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●ECMWFアジア台風情報(ヨーロッパ中期予報センター)の見方や精度!
気象庁 台風9号予想進路図
気象庁の9号予想では、まだ熱帯低気圧(たまご)の状態となってなっており、進路も含め詳細な予想は発表されておりませんが北東へ進む予想が出ています。
引用:気象庁
台風9号 各国機関台風進路予想図
各国の進路予想ですが、まだ台風ではない為発表されておりません。
各国気象機関略称
・HONG KONG(HKO)・・・香港天文台 ・USA(JTWC)・・・ 米軍合同台風警報センター ・JAPAN(JMA)・・・気象庁 ・BEIJING(NMC)・・・国家気象中枢 (国連各加盟国・地域における中核的な気象機関) ・TAIWAN(CWB)・・・台湾中央気象局 ・KOREA(KMA)・・・大韓民国気象庁 ・PHILI(PAGASA)・・・フィリピン大気地球物理天文局 |
【豆知識】台風の国際規格と日本の規格
皆さんは「台風」と「タイフーン」の違いについて疑問に思ったことはありませんか?
国際規格での「台風」と「タイフーン(typhoon)」の違いは、日本(気象庁)では最大風速が17.2m/s(34knots)以上になった熱帯低気圧を「台風」と定義しますが、国際的基準では最大風速が37.2m/s(64knots)以上になった熱帯低気圧を「タイフーン(typhoon)」と定義しています。
また、「台風」と「熱帯低気圧」の違いは風速のみで、雨に関しては全く関係ありませんので、台風ではないからといって、絶対に油断はしないようにして下さい!
過去には弱い熱帯低気圧 (Tropical Depression)による大雨が原因玄倉川の中州でキャンプをしていた方達が流され、子供を含む13名が死亡する玄倉川水難事故という大事故が発生しています。
熱帯低気圧だからと言って油断しないようにしましょう!
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台風情報と合わせて可愛い気象予報士さんをご覧ください♪
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