気象庁・JTWC(アメリカ米軍)・ECMWF(ヨーロッパ)の情報で台風13号(レンレン)の最新進路予想が出ています。
気象庁によりますと台風13号(レンレン)はフィリピンの東にあって北北西へ20km/h(12kt)の速さで進んでおり、中心の気圧は994hPa、中心付近の最大風速は23m/s(45kt)となっています。
気象庁による今後の進路予想によると4日6時には勢力を強めながら、石垣島の南約190kmに位置し、中心気圧は990hpaで中心付近の最大風速は25m/s(50kt)との予想が出ています。
その後も勢力を強めながら北上を続け、6日3時には九州の東側の海上を進むと見られています。
予報円の最も東側を通れば九州へ上陸する可能性もありますので、今後の台風情報に十分ご注意ください。
台風13号 ECMWF(ヨーロッパ)予想
ECMWFの予想では、台風13号は9月4日には沖縄地方へ接近し、その後勢力を強めながら9月6日には九州の東海上を北上する予想が出ています。
ただ、ECMWF(ヨーロッパ)の予想は10日間予想なので予想時間が進むほど精度が落ちますので今後予想が変わる可能性があります。
JTWC(米軍)台風13号情報
JTWC(米軍)の台風13号予想では5日~6日にかけ沖縄地方へ接近後北上を続け、6日~7日に九州の東海上を進む予想が出ています。
注意)時刻表記が協定世界時(文中表記はZ)となっているので、日本時間に直す際は+9時間して下さい。(例06/6Z→6日15時)
JTWCやECMWFの情報の詳細な見方を知りたい方は下記をご覧ください
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●ECMWFアジア台風情報(ヨーロッパ中期予報センター)の見方や精度!
気象庁 台風13号予想進路図
気象庁の13号予想では、4日6時には勢力を強めながら、石垣島の南約190kmに位置し、中心気圧は990hpaで中心付近の最大風速は25m/s(50kt)との予想が出ています。
その後も勢力を強めながら北上を続け、6日3時には九州の東側の海上を進むと見られています。
引用:気象庁
台風13号 各国機関台風進路予想図
各国とも似たような進路予想で、東シナ海を北上する予想が出ています。
各国気象機関略称
・HONG KONG(HKO)・・・香港天文台 ・USA(JTWC)・・・ 米軍合同台風警報センター ・JAPAN(JMA)・・・気象庁 ・BEIJING(NMC)・・・国家気象中枢 (国連各加盟国・地域における中核的な気象機関) ・TAIWAN(CWB)・・・台湾中央気象局 ・KOREA(KMA)・・・大韓民国気象庁 ・PHILI(PAGASA)・・・フィリピン大気地球物理天文局 |
【豆知識】台風の国際規格と日本の規格
皆さんは「台風」と「タイフーン」の違いについて疑問に思ったことはありませんか?
国際規格での「台風」と「タイフーン(typhoon)」の違いは、日本(気象庁)では最大風速が17.2m/s(34knots)以上になった熱帯低気圧を「台風」と定義しますが、国際的基準では最大風速が37.2m/s(64knots)以上になった熱帯低気圧を「タイフーン(typhoon)」と定義しています。
また、「台風」と「熱帯低気圧」の違いは風速のみで、雨に関しては全く関係ありませんので、台風ではないからといって、絶対に油断はしないようにして下さい!
過去には弱い熱帯低気圧 (Tropical Depression)による大雨が原因玄倉川の中州でキャンプをしていた方達が流され、子供を含む13名が死亡する玄倉川水難事故という大事故が発生しています。
熱帯低気圧だからと言って油断しないようにしましょう!
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台風情報と合わせて可愛い気象予報士さんをご覧ください♪
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