JTWC(アメリカ米軍)、気象庁、ECMWF(ヨーロッパ)の台風3号たまごに関する最新情報をお伝えします。
台風3号のヨーロッパ・米軍・気象庁の要点 (-06月29日更新情報-)
Windy(ウィンディー)
●Windy(ウィンディー)の台風3号の予想では7月1日頃台風3号になると思われる熱帯低気圧の予想が出ていますが、進路としては香港へ向かう予想で日本への直接的な影響はないと見られます。
ECMWF(ヨーロッパ)・GFS(NOAA)
ECMWFの予想では台風のたまごとみられる熱帯低気圧が予想されています。
日本への影響はないと見られ、また勢力も992hPa 程度とあまり発達しないまま中国大陸へ上陸、消滅する
GFSの予想でも同じく台風のたまごとみられる熱帯低気圧が予想されておりますが、ECMWFと同じく強い勢力には発達しないと見られます。
JTWC(米軍)
●米軍アメリカ海軍(JTWC)の台風3号最新予想では香港の南海上で停滞する予想となっています。
JMA(気象庁)
●現在はまだ熱帯低気圧aとなっていますが、30日18時には風速18m/sとなる為台風3号として認定される予想となっています。
その後も南シナ海をで停滞したまま勢力もあまり変わらない状態が続くと予想されています。
各国の進路予想
●各国の台風3号最新予想は台風が発生していない為発表されておりません。
日本近海の海水温
台風発生海域の海水温は30℃前後と高くなってきていることから台風が発生すれば巨大台風に発達する可能性は高いと考えられます。
※詳しくは下記記事内情報をご確認ください。
Windy(ウィンディー)予想 台風3号情報
Windy(ウィンディー)の台風3号の予想では7月1日頃台風3号になると思われる熱帯低気圧の予想が出ていますが、進路としては香港へ向かう予想で日本への直接的な影響はないと見られます。
ECMWF(ヨーロッパ)・GFS(NOAA)予想 台風3号情報
ECMWF(画像左)の予想では台風のたまごとみられる熱帯低気圧が予想されています。
日本への影響はないと見られ、また勢力も992hPa 程度とあまり発達しないまま中国大陸へ上陸、消滅する
GFS(画像右)の予想でも同じく台風のたまごとみられる熱帯低気圧が予想されておりますが、ECMWFと同じく強い勢力には発達しないと見られます。
【2022年6月29日発表予想図】
JTWC(米軍)台風3号情報
米軍アメリカ海軍(JTWC)の台風3号最新予想では香港の南海上で停滞する予想となっています。
注意)時刻表記が協定世界時(文中表記はZ)となっているので、日本時間に直す際は+9時間して下さい。
ちなみにこの「HIGH」「MEDIUM」「LOW」に関して、以下の様に区分されています。
気象庁 台風3号予想進路図
気象庁の台風予想では現在はまだ熱帯低気圧aとなっていますが、30日18時には風速18m/sとなる為台風3号として認定される予想となっています。
その後も南シナ海をで停滞したまま勢力もあまり変わらない状態が続くと予想されています。
引用:気象庁
台風3号 各国機関台風進路予想図
各国の台風3号最新予想は台風が発生していない為発表されておりません。
各国気象機関略称
・HONG KONG(HKO)・・・香港天文台 ・USA(JTWC)・・・ 米軍合同台風警報センター ・JAPAN(JMA)・・・気象庁 ・BEIJING(NMC)・・・国家気象中枢 (国連各加盟国・地域における中核的な気象機関) ・TAIWAN(CWB)・・・台湾中央気象局 ・KOREA(KMA)・・・大韓民国気象庁 ・PHILI(PAGASA)・・・フィリピン大気地球物理天文局 |
その他ツイッターでの情報
ウエザーニューズ
台風3号のツイートはありません。
JTWC(合同台風警報センター)とはどんな機関?
合同台風警報センター(ごうどうたいふうけいほうセンター、JTWC; Joint Typhoon Warning Center)は、アメリカ海軍とアメリカ空軍がハワイ州真珠湾海軍基地の海軍太平洋気象海洋センターに共同で設置した機関です。
ECMWF(ヨーロッパ中期予報センター)とはどんな機関?
ECMWF(ヨーロッパ中期予報センター)は、1975年に設立された世界気象機関と同じ国際機関でイギリスに本部があります。
JTWCとの一番の違いは、JTWCが5日間予報に対し、ECMWFは10日間予報という点で、世界一の数値予報精度といわれています。
●ECMWFアジア台風情報(ヨーロッパ中期予報センター)の見方や精度!