JTWC(米軍)、ヨーロッパ発表台風16号(アッサニー)の続報ですが、ヨーロッパ最新進路予想では関東地方直撃が回避する可能性が予想されています。
気象庁、JTWCの実況では台風16号は8/18現在、南鳥島近海におり中心気圧は945hPa、最大瞬間風速60m/s(120kt)、最大波の高さは9.8m(32FEET)となっています。
ECMWF(ヨーロッパ中期予想センター)の10日間予報では、台風16号は8/24頃に関東地方へ再接近し、その後東の海上にそれていく予想となっております。
JTWC(米軍)の予想では5日間予想の為、それる予想はありません。
台風15号と距離が近い事もあり、いわゆる「藤原効果」によって予測不可能な動きをする可能性があります。
※藤原効果とは?
2つの熱帯低気圧が接近した場合、それらが干渉して通常とは異なる進路をとる現象のことで6つの型に分類されます。
今回のヨーロッパ予想図を見ると、東側の熱帯低気圧が加速して北東へ移動し、西側の熱帯低気圧が減速しながら西へ移動する「離反型」が起きる可能性があります。
尚、Weather Undergroundの情報ではカテゴリー3~4の勢力を保ったまま関東地方へ接近してくる予想です。
ただこちらのコンピューター予想でも関東地方に最接近後東の海上にそれていく予想が出ています。
JTWC(米軍)台風16号情報
注意)時刻表記が協定世界時(文中表記はZ)となっているので、日本時間に直す際は+9時間して下さい。
JTWCやECMWFの情報の詳細な見方を知りたい方は下記をご覧ください
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●ECMWFアジア台風情報(ヨーロッパ中期予報センター)の見方や精度!
台風16号各国機関台風進路予想図
各国気象機関略称
・HONG KONG(HKO)・・・香港天文台 ・USA(JTWC)・・・ 米軍合同台風警報センター ・JAPAN(JMA)・・・気象庁 ・BEIJING(NMC)・・・国家気象中枢 (国連各加盟国・地域における中核的な気象機関) ・TAIWAN(CWB)・・・台湾中央気象局 ・KOREA(KMA)・・・大韓民国気象庁 ・PHILI(PAGASA)・・・フィリピン大気地球物理天文局 |
気象庁発表 台風16号予想進路
リンク:http://www.jma.go.jp/jp/typh/
今回の台風16号は「藤原効果」により関東地方上陸の可能性は低くなりましたが、この藤原効果は台風の予測を非常に難しくしてしまう為、今後の台風情報には十分ご注意ください。
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