ノロウイルス予防法や対処法とは?もし家族が感染したら??

今年もノロウイルスが流行する季節になってきましたが、ノロウイルスに感染しないようにするには何がいいのか?家族で感染者が出たとき、何をすべきか、皆さんはご存知でしょうか?

今日はそんなノロウイルスについてまとめてみました!

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過去の流行を調べると・・・。

2011,12年は、12月がピークで、年末年始にいったん減って、再度1月に増加しています。

2012,13年は、12月がピークで、年始以降は、さほど多くありません。

2013,14年は、12月、1月がピークで、年末年始にいったん減って、再度増加しています。

2014,15年の11月までの状況を確認すると、11月から徐々に増加傾向にあることから、今年も流行する恐れが予想されます。

また、都道府県別の過去の統計でも、ほぼ全国的な流行となっていて特定の地域だけの現象ではないようです。

ノロウイルスは冬だけの特異なものと捕らわれがちですが、年間を通じて少なからずノロウイルスの患者さんは存在していますので注意して下さい。

さらに今年は新型が出現しており、病原性はこれまでと変わりませんが、抗体や免疫が殆どの人が無いため感染がこれまで以上に拡大する可能性があります。

人間が感染するノロウイルスの遺伝子型は約30種類あり、主に流行していたのは「GII・4」という型。しかし、昨年3月に「GII・17」という遺伝子型の変異株が初めて川崎市内で検出された。市内では1~6月に新型が36人から見つかったのに対し、GII・4は17人だった。

引用:朝日新聞デジタル

ノロウイルスの感染に対する予防と対処方法

1.食品による感染予防


カキや二枚貝が感染元と待っているケースがあります。

この季節に関しては、生食は控えて、必ず85℃以上1分間以上の加熱調理で食べるようにしましょう。

2.手から感染する経口感染予防


手からウイルスを介在して感染するケースがあり、公共の場所や、さまざまな場所でウイルスが潜伏しています。

そのため、うがい、手洗いを徹底して、自分の手に感染したウイルスを排除して、食事や飲食をするようにしましょう。

3.汚物から感染する空気感染予防


ノロウイルスを含んだ糞便や嘔吐物から、空気感染しますので、汚物処理の際は、ウイルスの完全排除と消毒が必要です。

空気中にウイルスが拡散しないように後始末を行う必要があります。

4.飲食店からの感染


飲食店の従業員さんがノロウイルスに感染していた場合、調理した食事を介在して食事をした人が感染する場合があります。

そのため、感染した場合は、拡散防止をするために、直接調理や、お客さんの口に触れるものへの関与をしないように感染被害の防止に努めなければなりません。

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もし家族が感染したら?

家族が感染したら、ノロウイルスを含んだ糞便や吐瀉物があった場合、速やかに後始末をする必要があります。

汚物の処理の際は、感染しないようにマスク、手袋などを使用します。

後処理後は空気感染の防止に努める必要があるため、消毒などで二次感染の防止に努めます。

感染直後は、激しい嘔吐が起きますので、嘔吐の際は素早く清潔にしましょう。

嘔吐物の正しい処理の仕方を紹介した、介護施設職員向けの教育動画がありましたので、参考にして頂ければと思います。

【動画】実践で学ぶ嘔吐物処理

また、お子様やお年寄りがいるご家庭では、体の水分が失われ過ぎて脱水症状になってしまう恐れがあるので、体力的に弱い方へのケアや水分補給には気を付けてください。

ノロウイルスが流行したら、完璧に予防していても、感染する可能性が高いものでもあります。

そのため、自分や家族が感染した際は二次感染の防止に努めることが大切であると言えます。

ノロウイルスに関しての知識や対処方法を把握して、適切な処置を行っていく必要があります。

感染しない努力や、二次感染による被害の防止に努めるようにして、蔓延の防止に努めてください。

ご家庭でも簡単にできる消毒方法や消毒薬の作り方もチェックして下さい!