台風第1号 (ニパルタック)の気象庁、JTWC(米軍)、ECMWF(ヨーロッパ)の最新進路予想情報では猛烈な強さに発達しながら、沖縄、台湾方面へ向かう予想となっています。
気象庁によりますと非常に強い台風1号はフィリピンの東に位置し、西北西へ35km/hの速さで進んでおり、中心気圧は925hPa中心付近の最大風速は70m/s(140kt)、となっており、波の高さは12.8m(42FEET)の予想となっています。
JTWC(米軍)・ECMWF(ヨーロッパ)の予想及び、各国のいずれの予想でも猛烈な強さを維持したまま台湾中央部を横断する予想が出ておりますので、沖縄地方、特に石垣島、台湾方面の方は最大限の警戒をお願い致します。
ECMWF予想
ECMWFの予想では、7月7日~8日に石垣地方へ接近、その後台湾に上陸し、8日~9日に中国大陸に再上陸後、勢力を弱め温帯低気圧に変わる予想が出ています。
Weather Undergroundの5日間予報では勢力を最大規模のカテゴリー5に強め、石垣島、台湾へ接近する予想です。
JTWC(米軍)台風1号情報
JTWC(米軍)の予想も台湾の北部を通過する予想となっています。
注意)時刻表記が協定世界時(文中表記はZ)となっているので、日本時間に直す際は+9時間して下さい。
引用:JTWC(米軍合同台風警報センター)
JTWCやECMWFの情報の詳細な見方を知りたい方は下記をご覧ください
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●ECMWFアジア台風情報(ヨーロッパ中期予報センター)の見方や精度!
気象庁 台風1号予想進路図
8日3時には猛烈な強さの台風に発達し、台湾中央部を横断する予想となっています。
引用:気象庁
台風1号各国機関台風進路予想図
各国とも同じような進路を予想しており、台湾を横切る進路を予想しています。
各国気象機関略称
・HONG KONG(HKO)・・・香港天文台 ・USA(JTWC)・・・ 米軍合同台風警報センター ・JAPAN(JMA)・・・気象庁 ・BEIJING(NMC)・・・国家気象中枢 (国連各加盟国・地域における中核的な気象機関) ・TAIWAN(CWB)・・・台湾中央気象局 ・KOREA(KMA)・・・大韓民国気象庁 ・PHILI(PAGASA)・・・フィリピン大気地球物理天文局 |
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