大阪・関西将棋会館で行われた第28期大山名人杯倉敷藤花戦で室田伊緒女流二段に勝利し、規定通り倉敷藤花戦でベスト8に入り女流棋士2級の資格を得ました。
今日は今後が期待される野原未蘭女流棋士について調べていきます。
野原未蘭さんのプロフィールwiki
名前 | 野原未蘭(のはら みらん) |
生年月日 | 2003年8月4日 |
出身地 | 富山県富山市 |
学歴 | 富山市立岩瀬中学校→富山第一高校 |
所属 | アマチュア |
師匠 | 鈴木英春(アマ三段) |
身長 | 不明 |
カップ | D~Eカップ? |
棋風は「かまいたち戦法」「右四間飛車戦法」「菊水矢倉戦法」で有名な英春流。
野原未蘭さんの経歴
野原未蘭さんの父(克仁さん)、叔父(野原孝之さん)も将棋をし、叔父の野原孝之さんはアマチュア三段の腕前。
幼稚園の頃からピアノ、バレエ、水泳、チアリーディングを習っており、将棋を始めたのは幼稚園の年長さんの頃、父親の克仁さんの希望で現在の師匠である鈴木英春アマ三段に弟子入りと同時に「晩成塾」に入り腕を磨きます。
野原未蘭さんは2018年7月に開催された「第43回中学生名人戦」で中学3年生(15歳)で史上初の最年少優勝。
翌月の「第50期女流アマ名人戦」でも立て続けに優勝し、2019年12月の「第29回アマ女王決定戦」でもアマ女王に輝いています。
英春流とは
野原未蘭さんは「英春流」の正統伝承者として有名ですが、この「英春流」とはどんなものか気になりますよね!
鈴木英春さんが考えた独創的な戦法で、守り重視の「かまいたち戦法」と攻めの「カメレオン戦法」がメインの柱になっています。
この英春流の初手はAIでも読むことができなかった「疑問手」として、かなり独創的な手として知られています。
この英春流の凄い所はたとえ相手がどんな手で打ってきても対応できる戦法として確立しているところです。
ちなみに矢内理絵子女流名人が得意とした「菊水矢倉戦法」も鈴木英春さんが開発したものです。
今回の大会で女流棋士の資格を得た野原未蘭さんですが、女流棋士になるには通常奨励会に入り2級の資格を取るか、女流棋士養成機関である「研修会」に入ってB2クラス以上、48局以上の対局をこなすかしないと取得できません。
しかし、野原未蘭さんはそれらの方法はとらず、今までに誰も果たしたことのないアマチュアから女流棋士になるという偉業を達成しようとしています。
将棋連盟に資格申請書を提出し、無事に受理されると正式に女流棋士となります。
今後の野原未蘭さんの活躍に期待します。
まとめ
・第28期大山名人杯倉敷藤花戦で室田伊緒女流二段に勝利し、規定通り倉敷藤花戦でベスト8に入り女流棋士2級の資格を得た。
・棋風は「かまいたち戦法」「右四間飛車戦法」「菊水矢倉戦法」で有名な英春流。
・父(克仁さん)、叔父(野原孝之さん)も将棋をし、叔父の野原孝之さんはアマチュア三段の腕前。
・幼稚園の頃からピアノ、バレエ、水泳、チアリーディングを習っており、将棋を始めたのは幼稚園の年長さんの頃、父親の克仁さんの希望で現在の師匠である鈴木英春アマ三段に弟子入りと同時に「晩成塾」に入る。
・2018年7月に開催された「第43回中学生名人戦」で中学3年生(15歳)で史上初の最年少優勝。
・「第50期女流アマ名人戦」でも立て続けに優勝し、2019年12月の「第29回アマ女王決定戦」でもアマ女王に輝いている。
この他にも将棋の女流棋士はカロリーナ・ステチェンスカさん、清水市代さん、小山田友希さん、甲斐智美さん、竹部さゆりさん、千葉涼子さん、北尾まどかさん、貞升南さん、宮宗紫野(熊倉紫野)さん、野田澤彩乃さん、中澤沙耶さん、相川春香さん、村田智穂さん、高浜愛子さん、伊藤沙恵さん、安食総子さん、井道千尋さん、鈴木真里さん、西山朋佳さん、山口絵美菜さん、加藤桃子さん、川又咲紀(里見咲紀)さん、本田小百合さん、和田あきさん、長谷川優貴さん、上田初美さん、北村桂香さん、坂東香菜子さん、飯野愛さん、山根ことみさん、伊奈川愛菓さん、塚田恵梨花さん、伊藤明日香さん、鈴木環那さん、里見咲紀さん、矢内理絵子さん、島井咲緒里(横山咲緒里)さん、香川愛生さん、岩根忍さん、室田伊緒さん、中村桃子さん、竹俣紅さん、藤田綾さん、山口恵梨子さん、室谷由紀さん、渡辺弥生さん、鎌田美礼さん、榊菜吟さん、佐々木海法さん、和田はなさん、脇田菜々子さん、内山あやさん、大島綾華さん、岩佐美帆子さん、山口仁子梨さん、山口稀良莉さん、田中沙紀さん、水町みゆさん、藤井奈々さん、加藤結李愛さん、頼本奈菜さん、武富礼衣さん、川又咲紀さん、加藤圭さん、石本さくらさん、宮宗紫野さん、中村真梨花さんも要チェックです♪